2015/08/13
市内河川における小水力発電の導入を促進するため、小水力発電の適地と考えられる地点を調査し、発電可能量などについて検討しました。
現時点において、適地と考えられる7地点について紹介します。
本調査は、河川現況図や地形図をもとに、適地と考えられる地点を抽出した上で、実際に現地に赴き、流速、河川幅、水深、周辺環境等について調査したものです。
(1)調査対象河川区域
一級河川・阿武隈川水系の荒川、須川、松川、摺上川等の流域
(2)調査期間
・平成26年 6月 2日 ~ 平成26年 8月15日
・平成26年10月20日 ~ 平成26年11月28日
(3)概要
平成26年度福島市小水力発電適地調査の概要 【PDFファイル:144KB】をご参照ください。
今回の調査は、発電事業者の事業化に向けた検討を支援することを目的としています。
調査結果の使用にあたっては、以下のことに注意してください。
(1)福島市が調査をおこなったものであり、他の機関でおこなった調査内容と重複もしくは異なる可能性があります。
(2)調査地点については、権利関係等の調整を済ませたものではありません。
(3)河川水の利用にあたっては、河川管理者の許可等が必要になるなど、様々な許認可の手続きが必要となります。そのため、関係する法令等を遵守するとともに、自治体の条例等に係る手続きについても確認し、利用者の責任のもと確実に手続きをおこなってください。
(4)本調査は、既存資料をもとに、最大使用水量、有効落差、発電出力を算定し、それに基づいた施設導入の評価をしています。経済性や所要工事費については算定していません。
(5)本調査の情報は試算上のものですので、事業を検討する場合には、本調査とは別に、詳細な事業可能性調査を実施してください。
(参考1)小水力発電事業化に係る水利権取得の流れについては、こちら(小水力発電事業化に係る水利権取得フロー図 ) 【PDFファイル:170KB】をご覧ください。
(参考2)小水力発電事業に関する許認可については、こちら(経済産業省資源エネルギー庁「再生可能エネルギー発電事業 支援ガイドブック 平成26年度版」)をご確認ください。
(参考3)関連許認可手続きに関する関係機関担当窓口は、こちら(関連許認可担当窓口一覧) 【PDFファイル:171KB】をご確認ください。
7地点の調査結果は、以下のとおりです。
7地点の結果一覧はこちら(適地調査結果一覧表) 【PDFファイル:487KB】。
個票は以下のとおりです。
【調査地点1】普通河川・藤入川
・藤入川調査書 【PDFファイル:454KB】
・藤入川流域図 【PDFファイル:964KB】
・藤入川現況写真 【PDFファイル:945KB】
【調査地点2】普通河川・東八川
・東八川調査書 【PDFファイル:464KB】
・東八川流域図 【PDFファイル:1.05MB】
・東八川現況写真 【PDFファイル:1.26MB】
【調査地点3】普通河川・水沢
・水沢調査書 【PDFファイル:342KB】
・水沢流域図 【PDFファイル:971KB】
・水沢現況写真 【PDFファイル:1.1MB】
【調査地点4】一級河川・白津川
・白津川調査書 【PDFファイル:376KB】
・白津川流域図 【PDFファイル:2.39MB】
・白津川現況写真 【PDFファイル:744KB】
【調査地点5】一級河川・須川
・須川調査書 【PDFファイル:366KB】
・須川流域図(1) 【PDFファイル:931KB】
・須川流域図(2) 【PDFファイル:2.04MB】
・須川現況写真 【PDFファイル:909KB】
【調査地点6】一級河川・天戸川
・天戸川調査書 【PDFファイル:393KB】
・天戸川流域図 【PDFファイル:2.7MB】
・天戸川現況写真 【PDFファイル:904KB】
【調査地点7】一級河川・小川
・小川調査書 【PDFファイル:348KB】
・小川流域図(1) 【PDFファイル:2.8MB】
・小川流域図(2) 【PDFファイル:1.59MB】
・小川現況写真 【PDFファイル:1.49MB】
※調査内容についてのお問合せは、福島市環境部環境課 (電話番号024‐525‐3742) までお願いします。
小水力発電事業をおこなうにあたっては、関係法令や関連許認可の手続きが必要となります。手続きには相応の期間が必要となりますので、早い段階で、関係機関担当部局に事業化に向けた事前相談をするようお願いします。
その際には、福島市環境課で、県または市の関係機関担当部局におつなぎいたしますので、以下の問合せ先まで、ご連絡ください。
福島市環境部環境課 電話番号:024‐525‐3742
また、ご連絡いただく際は、以下の内容をお伝えください。
・事業計画の概要(発電計画の概要、位置図、現況写真など)
2015/07/31
高低差による水圧を有効利用した、再生可能エネルギー発電設備を導入しました。
2015/07/03
黒潮圏科学部門では、神奈川大学法学部教授 三浦大介先生を講師としてお招きし、黒潮圏セミナー「地域小水力発電と法律問題」を開催します。
近年、再生可能エネルギーの一翼を担う小水力発電が注目されています。とりわけ「地域」で行う小水力発電は、地域の持続にとって重要な役割を果た す可能性を秘めています。その一方、未解決の課題が多く残されています。そのうち、河川法や慣行水利権との関係といった、法律問題に焦点を当てて講義を行 います。
再生可能エネルギーや河川管理等にご興味のある方は是非ご参加下さい。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
【 日 時 】 平成27年7月21日(火) 10:30~12:00
【 場 所 】 朝倉キャンパス 人文学部棟1階 人文6番教室
【 対 象 】 教職員、学生、一般
黒潮圏セミナー「地域小水力発電と法律問題」(595KBytes)
問合せ先 : 黒潮圏総合科学専攻事務室 TEL : 088-864-5786
※内容については
新保輝幸 TEL : 088-844-8251
E-mail : shinbo●kochi-u.ac.jp (”●”を”@”に変えて送ってください。)
2015/06/15
更新日:2015年06月16日
鹿児島県農業水利施設小水力等発電推進協議会 第2回通常総会開催(2015年06月9日)
平成27年6月9日(火)開催場所:鹿児島市土地改良会館5F
県・土改連・市町村・土地改良区の会員総数51のうち 出席会員 50(委任状21)、次の提出議案がすべて可決承認されました。
議決事項
第1号議案 平成26年度事業活動報告並びに収支決算書の承認について
1.平成26年度事業活動報告
2.平成26年度事業会計収支決算書
第2号議案 平成27年度事業活動計画並びに収支予算書の承認について
1.平成27年度事業活動計画
2.平成27年度事業会計収支予算書
第3号議案 副会長の補欠選任について
鹿児島県 農政部 農業土木技監 又木雄二
鹿児島県農業水利施設小水力等発電推進協議会の視察・研修会・専門技術者派遣の案内
※県外先進地視察・研修会の案内 : 先進地研修案内
※要請書様式については、以下のボタンより、ダウンロードしてお使いください。
※専門技術者派遣要請書様式 : 様式集(原本)
(TEL099-223-6155/FAX099-239-8399・099-225-6233FAX兼用)
(鹿児島県土地改良事業団体連合会 土地改良研究所 坂上・東)
2015/06/15
平成27年 (2015年) 6月 15日
周南市四熊(しくま)尾花(おばな)集落の農業用水路に小水力発電が導入されました。
発電した電力は、四熊尾花アジサイ園の照明の他、周辺の農地のイノシシ被害を防ぐための電気柵に利用されています。
6月20日(土曜日)に行われる「四熊アジサイ祭り」では、小水力発電の光が、ご来場される皆さんをお出迎えします。
(1) 場所
・ 周南市四熊尾花
(2) 導入者 四熊農地保全会
・ 設立 平成26年11月、構成員90名
(3) 導入施設 小水力発電1台
・ 出力4.8W
(4) 電力供給施設 照明、電気柵
(5) 導入年月 平成27年6月
(6) 四熊アジサイ祭りの概要
・ 日時 平成27年6月20日(土曜日)10時から15時 ※小雨決行
・ 場所 四熊尾花アジサイ園
・ 内容 アジサイ鑑賞、バザーなど
山口県農林水産部農村整備課 担当:井川(いがわ)
TEL:083-933-3423(農村整備課)
<参考1>導入者のコメント
・ 四熊でも、人口減少や高齢化が進み、地域の活力低下が危惧されている。
・ 一方で、四熊は、市街地の近郊に位置しており、農業用水やアジサイ園など、豊富な地域資源をうまく活用すれば、都市農村交流が進むと考えている。
・ このたびの小水力発電の設置は、四熊地域の活性化に向けた第一歩であり、これから地域全体の活性化構想も作成することとしている。
・ 取材や施設見学は歓迎。ぜひ、アジサイ祭りに来ていただき、楽しんで欲しい。
添付ファイル
お問い合わせ先
農村整備課
Tel:083-933-3423
Fax:083-933-3429
Mail:a17500@pref.yamaguchi.lg.jp