著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 76頁 |
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発行 | 水のちから出版 | ISBN | 978-49911079-4-8 |
定価 | 800円(税込880円) | 発売予定日 | 2023/10/19 |
サイズ | A4版 |
小水力発電事例集2023は「北の大地の水のちから」と題し、北海道を特集しています。明治時代からの水力開発の歴史を軸に、5年前に起きた「ブラックアウト」やアイスジャムなど北海道における水力発電に関する内容です。
北海道では、事例集2022で取り上げた琵琶湖疏水の蹴上発電所の建設から15年後の明治39(1906)年に初めて水力発電所が、明治40(1907)年には「古きを訪ね新しきを知る」で紹介します定山渓発電所が建設されました。その後、特集2で取り上げました千歳第一発電所(発電所出力:10,000kW)が、明治43(1910)年に王子製紙株式会社により建設され、以降産業と結びついた水力発電所が多数造られました。
千歳第一発電所を含めて、明治から戦前に建設された水力発電所は、リニューアル工事を行いながら、令和の時代においても40箇所以上で発電を継続しています。その中で壮瞥発電所、洞爺発電所、虻田発電所については、特集1で紹介します。
大規模な水力発電所だけでなく、数百kW以下の小水力発電所も戦前から数多く造られました。特に、昭和24(1949)年から昭和40(1965)年にかけて、小水力発電所が100箇所以上で建設されました。昭和28(1953)年1月に運開した川西発電所は特集1で、奥尻島のホヤ石川発電所は特集2で紹介します。
全国一の農業産出額を誇る北海道ですが、農業生産に不可欠な農業用水を利用した発電が行われています。令和5(2023)年3月時点、全国169施設で小水力発電が行われていますが、北海道の2つの事例を特集4で紹介します。
北海道の電力を語る上で重要な出来事として、5年前の平成30(2018)年9月6日、北海道胆振東部地震による火力発電所の停止によってほぼ北海道全域が停電になる「ブラックアウト」が発生しました。その発生の経過と復旧に果たした水力発電所の役割を北海道大学の山形定先生に執筆いただきました(特集3)。
また、電力の周波数問題(東日本:50Hz、西日本:60Hz、北海道:50Hz)と北海道の電化の歴史、そして北海道内で唯一60Hzの支笏湖畔地区の背景を、北海学園大学名誉教授の小坂直人先生に読み解いていただきました(特集2)。
全国の発電所建設の事例紹介は4事例を掲載しています。掲載数が少ないものの、それぞれが特徴ある取り組みで、創意工夫により問題を解決した方策など、より詳細な記述となっています。ぜひ参考にしていただきたいです。
2007~2010の事例集は、無償配布を行なっていました。現在はPDFデータのみで無償配布しております。 下記のリンク先よりダウンロード出来ます。
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 64頁 |
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発行 | 水のちから出版 | ISBN | 978-4991107931 |
定価 | 800円(税込880円) | 発売予定日 | 2022/11/10 |
サイズ | A4版 |
2021年小水力発電大会開催地の琵琶湖疏水を特集。最新事例も掲載しています。
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 72頁 |
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発行 | 水のちから出版 | ISBN | 978-4991107924 |
定価 | 800円(税込880円) | 発売予定日 | 2021/10/28 |
サイズ | A4版 |
2021年小水力発電大会開催地の富山県を特集。最新事例も掲載しています。
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 66頁 |
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発行 | 水のちから出版 | ISBN | 978-4991107917 |
定価 | 800円(税込880円) | 発売日 | 2020/11/20 |
サイズ | A4版 |
最新事例や地域の動向なども紹介しています。
著者 | 小林 久 編 | ページ数 | 332頁 |
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発行 | 京都大学学術出版会 | ISBN | 978-4814002689 |
定価 | 3500円(税別) | 発売日 | 2020/3/19 |
サイズ | A5版 |
かつて農山村は、食料、木材、燃料の供給地だった。それが今では物資やサービスを域外から購入する不均衡に陥り、「地域消滅」が叫ばれるほどに疲弊している。——大規模・集中エネルギーシステムの見直しが迫られる今、地域内で発電可能な再エネによって富をとどめ、人を呼び込む取り組みが注目されている。小水力発電、太陽光、バイオマス……全国の知恵を集めた本書に地方再生の戦略が詰まっている。
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 64頁 |
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発行 | 水のちから出版 | ISBN | 978-49911079 |
定価 | 800円(税込880円) | 発売日 | 2019/11/15 |
サイズ | A4版 |
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 64頁 |
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発行 | クリエイト日報 | ISBN | 978-4890863143 |
定価 | 880円 | 発売日 | 2018/11/30 |
サイズ | A4版 |
最新事例や地域の動向なども紹介しています。
著者 | 中島 大 | ページ数 | 192頁 |
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発行 | 東洋経済新報社 | ISBN | 99784492762387 |
定価 | 1,512円 | 発売日 | 2018/1/25 |
小水力発電の入門書であると同時に、山間地の地域振興にどのように活かすか、豊富な事例を題材に解説した本です。
とくに、岐阜県郡上市石徹白地区、富山県滑川市アルプス発電、熊本県小水力利用推進協議会の取り組みについて1章をあてて分析し、さらにいくつかの事例を取り上げています。
また、水力開発の視点から日本の近代史をふり返り、欧州の先進的な小水力発電に対してなぜ日本が後れを取ったのか、わかりやすい解説を加えています。
小水力発電に専門的に関わっておられる方から、初めて接する方まで、どなたでも気軽にお読みいただき、小水力発電の意義や価値をご理解頂けると思います。
著者 | 小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 240頁 |
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発行 | オーム社 | ISBN | 4-274-20308-5 |
定価 | 3465円(本体3300円+税) | 発売日 | 2006/10 |
サイズ | A5 |
現在、国内各地で進みつつある小水力エネルギー利用について、小水力利用・小水力発電等の基礎的原理から導入のノウハウ、具体的な実施例などまでを、経済面、法・制度面、環境側面も含めて平易に解説する実務書である。
小水力発電施設の計画、導入、運用等々に関わるユーザーサイドの実務者を主対象として、十分な専門知識をもっていなくても実用上の知識を獲得できるように、図表を参照しつつわかりやすく解説している。
著者 | 全国小水力利用推進協議会 編 | ページ数 | 168頁 |
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定価 | 2625円(本体2500円+税) | ISBN | 978-4-274-21213-0 |
サイズ | A5 | 発売日 | 2012/05 |
小水力発電について、基本的なしくみから導入・維持管理までの全体像が1冊でわかるように、「概要を知る」「資源としての水」「小水力発電所の構成」「導入のための知識」「維持管理のための知識」の五つの章に分け、よくある疑問や知っておきたい実用的な知識をわかりやすくまとめています。発電施設の規模の大小を問わず、小水力発電の導入を検討する際に役立つ本として、技術.科学的な基礎知識から、事前調査や手続の具体的な進め方、設計施工、維持管理、安全性確保、防災面までを見開き区切りQ&A形式(約70項目)でまとめています。
全国小水力利用推進協議会では、「小水力発電とはなにか」と初歩から解説する一般向けの入門セミナ-、実務者向けの研修会などを実施しています。