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2013/07/08

【沖縄県】「農業水利施設を活用した再生可能エネルギー導入マスタープラン策定業務」の技術提案募集について

次のとおり技術提案書を募集するので、公告する。

平成25年6月26日

沖縄県知事  仲井眞 弘多

1 趣旨
農業水利施設は、近年、ポンプ運転等に必要な電力の値上げや施設の老朽化等によって維持管理費が増大傾向にあり、施設の適正な維持管理が困難となりつつあります。
その中で、貯水池法面や管理棟等を活用した太陽光発電施設や用水路等の落差等を活用した小水力発電施設等を設置し、その売電収入を施設の電力料金や維持管理費に充当することが可能となったことから、農業水利施設における再生可能エネルギーの活用が期待されています。

そこで、農業水利施設の適正な維持管理を確保する観点から、県内の農業水利施設における計画的な発電施設整備を促進するため、マスタープランの策定を実施します。

ついては、本業務を実施する委託先を選考する技術提案を募集します。

2 参加資格
「選定要件書」のとおりです。

3 提出期限
(1)技術提案参加表明: 平成25年7月 3日(水)17時まで
(2)技術提案書提出 : 平成25年7月18日(木)12時まで

4 内容
詳細は「技術提案書の作成説明書」をご参照下さい。

なお、本事業の公募内容に関する説明会は特に設けておりません。

5 問い合わせ先
沖縄県農林水産部 村づくり計画課 事業計画班(担当:吉川、兼次)
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2(沖縄県庁10階)
電話 098(866)2263  FAX 098(869)0557

6 選定要件書等及び様式

○選定要件書(PDF)
○技術提案書の作成説明書(PDF)
○技術提案仕様書(PDF)

○技術提案書評価要領(PDF)
○小水力等再生可能エネルギー導入推進事業実施要領(PDF)
○様式第1号(技術提案書)(Word文書)
○様式第2〜2-3号(意思表明書等)(Word文書)
○様式第3号(会社概要書)(Word文書)
○様式第4号(誓約書)(Word文書)

2013/07/08

【関東農政局】中信平小水力発電所が完成しました。

平成25年6月25日(火曜日)、当事業所が松本市梓川上野で建設していた「中信平小水力発電所」が完成しました。

小水力発電とは、再生可能エネルギーのうち農業用水路の落差(水位差)と流量を利用し、水車を回転させて発電を行うもので、環境に優しい発電施設です。一般的な水力発電と比べると規模が小さいため小水力発電と呼んでいます。

「中信平小水力発電所」は、関東農政局管内の国営事業では3例目の小水力発電になりますが、自然エネルギーに対する期待が高まるなか、平成23年10月から工事を始め、この度、無事完成を迎えることができました。

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【発電所外観】

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【発電室内部】

発電施設は、7月1日(月曜日)から本格稼働を行い、発電する電力量は年間で約340万kWhを見込んでおります。これは、一般家庭の約950世帯分の消 費電力に相当します。また、自然エネルギーに代わることで二酸化炭素の排出量を年間で約1,900t削減できます。

6月27日(木曜日)には、これから発電施設の管理を行う中信平土地改良区連合により、安全祈願祭と運転始動式が行われました。運転の無事を願い行われたもので、発電機が回転を始めると歓声が上がりました。

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【始動式の様子】

発電で得られる売電収入は、梓川頭首工を始めとする地区内の土地改良施設の維持管理費に充てられることから更に期待は高まります。

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2013/07/04

【長野県】小水力発電所工事が完成し運転始動式が行われました。

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松本平の農地を潤す主たる農業用水は、上高地へ向かう松本電鉄新島々駅の西約2kmにある梓川頭首工で取水され、水路を通じて各地域の隅々まで導かれています。
本水路は、先人たちの情熱とたゆまぬ努力により建設されましたが、経年変化による老朽化が著しいことから、平成17年度から国営農業水利事業により改修工事を実施しています。

併せて、再生可能エネルギーの導入を目的に、農業用水を利用した小水力発電所が完成し、この6月27日に、発電を開始するための「発電安全祈願祭」及び「運転始動式典」が、主催者である、中信平土地改良区連合井口理事長さん始め関係者の出席のもと執り行われました。 当日は、前夜まで続いた雨も上がり晴天となり、今後の発電施設の安全を予感する一日となりました。
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式典は、松本市梓川上野の花見会館横の「中信平小水力発電所」で、中信平土地改良区連合役員、行政機関、建設業者及び地元関係者など約80名の出席により、神事が厳かに執り行われました。
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この発電所は、梓川頭首工から取水する水路系の梓川左岸幹線水路の落差(最高7.3m)を利用し、水の流量(最大毎秒11立方メートル)で発電を起こす環境に優しい電力発電です。
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水をとる取水口(ヘッドタンク)から、約350m下流の発電室に径2,400mmの管路により導き、水が水車に流れタービンが回転することで発電します。
発電量は、一般家庭の約950世帯分の年間消費電力量に当たり、その効果が期待されています。
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おわりに、本県では、「長野県総合5か年計画」が本年度からスタートし、「自然エネルギーの普及拡大」を推進しています。
小水力発電施設を目前で見て、今後、松本管内で水力や太陽などの身近な地域資源を活用した施設で発電されたクリーンエネルギーの普及がどんどん進めば良いなあと感じた一日でした。   以上

※こちらの内容は、長野県魅力発信ブログのサイトより転載しております。

参考
経済産業省「再生可能エネルギーの全量買取に関するご意見の受付」(平成21年11月6日、資源エネルギー庁)

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