2015/06/19
1.背景・経緯
環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環 境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及促進と、 環境保全と環境産業の発展を目的とするものです。
中小水力発電技術については、近年発電機等の製造に多種多様な企業等が参入してきており、その性能について、客観的な観点で実証等を行うことが課題となっています。このため、平成25年度より「中小水力発電技術分野」の実証試験を実施しております。
2.実証対象技術の募集
平成27年度環境技術実証事業のうち中小水力発電技術分野において、今年度の実証対象技術の募集を行います。なお、8月以降に2次募集の実施を予定します。
(1)募集する実証対象技術
本技術分野で取扱う技術は、「水の位置エネルギー等を活用し、渓流、河川部、排水路など の流量と落差を利用して小規模、小出力の発電を行う技術等」とし、おおむね出力100kW未満のものを対象とします(100kW以上の水車については電気 学会電気規格調査会標準規格(JEC-4001)が適用されています)。
(2)実証試験手数料
当分野における実証は、国負担体制で実施いたします。対象技術の環境保全効果の測定等、試験に係る費用は環境省の負担となります。ただし、実証対象製品の運搬、施工、撤去等については、実証申請者に費用を負担していただきます。
(3)実証試験実施場所
実機が運転している現地(日本国内)とします。
(4)説明会の開催
本技術分野の実証試験の概要や実証対象技術の応募方法に関する説明会を開催いたします。なお、応募にあたって説明会への参加は必須条件ではありません。
日 時 平成27年6月22日(月) 13:30~14:30
場 所 ステーションコンファレンス東京 402A
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー4F
TEL:03-6888-8080, URL:http://www.tstc.jp/tokyo/access.html
定 員 30名
参加費用 無料
主 催 環境省(運営:一般社団法人小水力開発支援協会)
参加を希望される方は、6月18日(金)までに、「5.お問合せ先・応募先」まで電子メール又はFAXにてお申込みください。申込み方法の詳細については、実証機関のホームページより、開催案内の資料をダウンロードしていただき、御確認ください。
3.応募の受付期間
平成27年6月22日(月)~7月3日(金)17:00まで〔必着〕
今年度は、8月以降に2次募集を予定しております。今回御応募いただいた技術のうち、実証機関が夏季に実証試験を行うことが適当と判断した技術に ついては8月頃に、それ以外の技術については秋以降に実証試験を行う予定です。また、技術の特徴や実証試験のスケジュール等の都合上、今回御応募いただい た技術でも秋以降に実証試験を実施する場合がございます。
4.応募の受付方法
本分野の実証機関である一般社団法人小水力開発支援協会のホームページより応募用の実証申請書を入手していただき、必要事項を記入の上、同協会指定の申請方法に従い、郵送により「5.お問合せ先・応募先」まで提出してください。
<申請時に必要な書類等>
① 実証申請書および添付資料 各1部(正本1部、写し1部)
② 電子ファイル(実証申請書及び添付資料)をCD-Rなどにコピーしたもの1部
・ 実証申請書
実証申請書様式(ワード形式)は、一般社団法人小水力開発支援協会のウェブサイト
(http://www.jasha.jp/)よりダウンロードして下さい。
・ 添付資料(様式自由)
実証対象製品の取扱説明書、技術仕様書、各種性能試験結果(実証項目に関連したもの)、パンフレットなどを必要に応じて追加してください。
5.お問合せ先・応募先
平成27年度環境技術実証事業 中小水力発電技術分野 実証機関
一般社団法人 小水力開発支援協会 担当:松尾壽裕
電子メール:info@jasha.jp
住所:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-25-2 巣鴨noteビル4階
電話:03-5980-7820 FAX:03-5980-7065
6.その他
本事業の「環境技術実証事業実施要領」は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトから確認できます。
(http://www.env.go.jp/policy/etv/system/index.html)
また、本分野における実証試験の詳細については「中小水力発電技術分野 実証試験要領」を環境省環境技術実証事業ウェブサイトから御確認ください。
(http://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)
2015/05/29
環境省では、平成27年度の環境技術実証事業中小水力発電技術分野の実証機関として、一般社団法人小水力開発支援協会を選定し、平成27年6月5日(金)に、平成27年度環境技術実証事業中小水力発電技術分野技術実証検討会(第1回)を開催する。傍聴希望者は、プレスリリース参照のこと。
○概要
日時:平成27年6月5日(金) 9:00~11:00
場所:フクラシア東京ステーション (5階会議室I)
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-1朝日生命大手町ビル
TEL:03-3510-3051
URL:http://www.fukuracia-tokyo.jp/access/
議題(予定):
(1)技術実証検討会の設置について
(2)実証試験要領について
(3)今後の検討スケジュールについて
(4)その他
【環境省】
2015/02/20
農林水産省では、平成27年度小水力等再生可能エネルギー導入推進事業のうち小水力等発電導入技術力向上中央研修事業(以下「本事業」という。)に対する補助を実施します。当該補助を希望される場合は、下記に従い御応募ください。
なお、本公募は、平成27年度予算政府案に基づいて行うものであるため、成立した予算の内容に応じて、事業内容等の変更があり得ることに御留意ください。 |
記
平成24年3月30日に閣議決定した土地改良長期計画において、小水力発電など農業水利施 設等を活用した再生可能エネルギーの導入促進を図ることとしています。
これまで、地方公共団体や土地改良区等が適地調査等を進めてきたが、発電施設の導入にあたっては、施設管理者となる土地改良区等が発電施設の整備・運営管理を遂行するために必要な知識・技術を十分に修得することが必要となります。
このため、発電施設の導入に係る指導者の育成及び高度な専門技術者の育成のための研修を実施し、併せて研修に必要な資料の作成等のほか各地域の発電導入の取組に対する指導助言を行う ことにより、小水力等発電施設の導入促進に資することを目的として本事業を実施します。
本事業は、発電施設の導入に係る指導者の育成及び高度な専門技術者の育成のための研修を実施し、併せて研修に必要な資料の作成等のほか各地域の発電導入の取組に対する指導助言を行うことにより、小水力等発電施設の導入促進に資することを目的として本事業を実施します。
農林水産省のホームページに掲載する
(2) 農山漁村6次産業化対策事業実施要綱(PDF:267KB)
(3) 小水力等再生可能エネルギー導入推進事業実施要領(PDF:367KB)
(4) 農山漁村6次産業化対策事業補助金交付要綱(PDF:497KB)
(5) 補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について(PDF:92KB)
を参照してください。
公募の期間は、平成27年2月19日(木曜日)から平成27年3月9日(月曜日)までとします。
(1) 農村振興局整備部関係補助金等交付先選定審査委員会において、審査基準に基づき、提出された課題提案書等を審査の上、選定します。
(2) 課題提案会を開催しないため、提出された課題提案書等のみをもって審査を行い、選定します。
(3) 補助金等交付候補者は1団体を予定しています。
ただし、提出された課題提案書等を審査し、補助事業遂行能力が備わっていると判断できない場合及び応募者が1団体であった場合は、補助金等交付候補者として選定しないこととなるので、あらかじめご了承願います。
持参又は郵送によるものとします。
平成27年3月9日(月曜日)午後6時15分までとします。
(郵送の場合は、上記期限までに提出先必着とします。)
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省農村振興局整備部農村整備官農村資源利活用推進班
(本館5階ドア番号:本514)
本事業に係る公募要領の第3に示した応募資格を満たさない団体の課題提案書等は、無効とします。
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省農村振興局整備部農村整備官農村資源利活用推進班
(本館5階ドア番号:本514)
TEL:03-3502-8111(代表)
FAX:03-3501-8358
担当者:課長補佐森下達士(モリシタタツオ:内線5615)
事業係長村田佳基(ムラタヨシモト:内線5615)
なお、公募要領の交付は、平成27年3月9日(月曜日)午後6時15分までとします。
本公示に記載のない事項は、本事業に係る公募要領によるものとします。
以上公示します。
平成27年2月19日
2015/02/20
2015年2月12日
一般財団法人海外産業人材育成協会
2014/12/15
1.実証対象技術の選定
環境技術実証事業 中小水力発電技術分野における平成26年度の実証機関である一般社団法人小水力開発支援協会では、平成26年8月18日(月)から9月5日(金)まで、実証対象となる技術の募集を行い、6件の申請がありました。
同協会では、申請された技術について形式的要件や実証可能性、環境保全効果などの観点から検討を行い、技術実証検討会の検討・助言を踏まえ、表に示す実証対象技術3件を選定し、環境省がこれを承認しました。
表 中小水力発電技術分野 実証対象技術選定結果
申請機関名 | 技術・製品の名称・型番 |
株式会社 篠田製作所 | らせん水車(直径:0m900) |
株式会社三井三池製作所 | インライン水車 |
デンヨー株式会社 | MHG-5(連系仕様) |
2.今後の予定
実証対象技術の実証試験計画を策定した後、実証試験を実施し、今年度末までに実証試験結果報告書を取りまとめ、公表する予定です。
3.問合せ先
平成26年度 環境技術実証事業 中小水力発電技術分野 実証機関
一般社団法人小水力開発支援協会 担当:松尾壽裕
電子メール:info@jasha.jp
住所:〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-25-2 巣鴨noteビル4階
電話:03-5980-7820 FAX:03-5980-7065
※ 参考(背景 ・ 経緯)
環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境 技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及促進と、環 境保全と環境産業の発展を目的とするものです。
中小水力発電技術については、今後の導入可能性が大きい再生可能エネルギーである一方、近年発電機等の製造に多種多様な企業等が参入してきており、その性能について、客観的な観点から実証等を行うことが課題となっています。
このため、平成25年度より対象技術分野として「中小水力発電技術分野」を追加し、一般社団法人小水力開発支援協会を実証機関に選定したところです。
本事業全般については、環境技術実証事業ウェブサイト
(http://www.env.go.jp/policy/etv/)を参照してください。