過去に投稿された記事の一覧です。

2013/08/23

【書籍】再生可能エネルギー発電設備の小型・産業用途を中心とした導入・運用展開

再生可能エネルギー発電設備の小型・産業用途を中心とした導入・運用展開
〜太陽光・太陽熱・地熱・排熱・バイオマス・小水力・風力〜

発刊  2013年9月末予定  定価  65,100円(税込)
体裁  B5判 ソフトカバー 約330ページ  ISBN 978-4-86502-038-0

各種再生可能エネルギー・新エネルギーの導入・運用・開発例を一挙に集成。
最新動向はもちろん、導入のメリット・デメリット、イニシャルコスト・ランニングコストの試算、
施工の実際、設備管理・モニタリング、メンテナンスなど、
導入から実際の利用まで見据えた知見を、広く・深く網羅しました。

<最新動向・活用のための留意点>
・固定価格買取制度および調達価格算定の現状と課題
・事業化コスト計算のポイント
・事業リスク・資金調達方法

<太陽光>
・事業収益のシミュレーション
・各種事業・ビジネス展開
・マイクログリッド・スマートBEMSの運用事例

<太陽熱>
・各種集光・集熱・蓄熱技術
・発電コストの試算と今後の見通し

<地熱>
・温泉バイナリー発電と地熱バイナリー発電
・地域共生型小型地熱発電
・温泉地熱の発電利用事例

<排熱>
・各種発電設備の概要と動向
・カリーナ発電設備の運用事例
・スターリングエンジンを用いた設備開発例

<バイオマス>
・木質バイオマス発電の事業性と留意点
・メタン発酵技術による鶏糞バイオマス発電事例
・スターリングエンジンを用いた設備開発と経済性評価

<小水力>
・収支構造と事業展開の注意点
・マイクロ水車の導入事例
・自然公園内の発電所導入事例

<風力>
・コスト試算と事業リスク
・小型風力発電の設備認定申請
・小型風力発電の導入事例

<電力系統>
・系統連係の影響と安定性のための対策
・スマートコミュニティでの運用例

http://www.johokiko.co.jp/publishing/BC130902.php

2013/08/22

「清流の国」に広がる小水力発電、山沿いと平地でも落差を生かす【スマートジャパン:2013/08/20】

高い山と長い川に囲まれた岐阜県は「清流の国」をキャッチフレーズに、水資源を生かした産業の育成と小水力発電の拡大に取り組んでいる。山沿いを流れる川の周辺のほかにも平地の用水路にまで発電設備を導入して、災害に強い地域分散型のエネルギー供給体制を強化していく。
[石田雅也,スマートジャパン]

環境省が2011年度に実施した中小水力発電(出力3万kW以下)の導入可能量調査で、岐阜県は全国の第1位になった。それほど県内には水力発電設備を設置できる場所が多い。まだ実際の導入量では第10位だが、自治体を中心に各地域で小水力発電のプロジェクトが急速に広がっている。

木曽川が流れる中津川市の山間部で始まったプロジェクトは、小水力発電としては規模が大きい。山沿いを流れる農業用水路を活用した小水力発電で、65メートルの大きな落差を使って220kWの発電を可能にする。2014年3月の完成を目指して建設中の「加子母(かしも)清流発電所」である(図1)。

年間の発電量は168万kWhを見込んでいて、一般家庭の400世帯以上が使用する電力を供給することができる。発電した電力は地域の農業用施設などで利用する予定だ。総事業費は約4億円の想定で、国が50%、岐阜県と中津川市が25%ずつ負担することになっている。

中津川市から木曽川を下っていくと、川に沿って広域の水道設備が整備されている。その中間地点のあたりで、岐阜県が運営する「釜戸小水力発電所」が2008年から稼働を続けている。2カ所の設備をつなぐ送水管の22メートルある落差を生かして、90kWの電力を作ることができる(図2)。

流量を制御できる水車と発電機を組み合わせて、水道の供給に影響を与えずに発電事業を運営することができる。年間の発電量は75万kWhになり、そのうちの約2割を水道事務所で消費して、残りを電力会社に売電する。水道事務所で消費した電力はCO2排出量の削減分を換算したうえで、「オフセット・クレジット(排出量削減権)」にして企業に販売する念の入れようだ・・・

つづき http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/20/news014.html

2013/08/21

村の水力発電 再び – 東吉野・旧つくばね発電所【奈良新聞:2013/08/19】

水資源を利用して地域を活性化しようと、東吉野村の有志がこのほど、村小水力利用推進協議会(つくばね発電所の遺構を視察する関係者ら(吉野町小水力利用推進協議会事務局提供)森田康照会長)を設立した。同村小の旧つくばね発電所の復活を目指す。

同協議会によると、つくばね発電所は高見川支流・日裏川の有効落差101メートルを利用してタービンを回して発電。地元の有力者、船津弥八郎氏が電力会社「吉野水力電気」を創業し、大正3年から昭和38年まで稼動していた…

http://www.nara-np.co.jp/20130819101805.html

 

2013/08/21

下水処理水で発電【読売新聞:2013/08/19】

<赤磐市とプロペラ会社 来月から実験>

 赤磐市と船舶用プロペラ製造「ナカシマプロペラ」(岡山市東区)などは9月から、下水処理施設の処ナカシマプロペラが開発した小水力発電機(「川本」提供)理水を活用した小水力発電の実証実験を始める。 再生可能エネルギーを利用したまちづくりを模索する市と、小水力発電事業に参入を計画する同社の目的が一致した。実験は2014年2月まで行われる。

実験が行われるのは、赤磐市立川の山陽浄化センター。同センターは市街地などから排出される下水を処理しており、12年度の処理実績は、1日平均4343立方メートル。発電機は浄化処理が終わり、川に放流する処理水が流れる地下水路に設置される。

ナカシマプロペラが開発した発電機は筒形で、中に直径22センチ前後のプロペラが取り付けられている。プロペラは、シャフトで発電機に直結されて おり、筒の中を水が落ちる勢いで回転し発電する。発電能力は、水の落差1メートル、流量が毎秒80〜120リットルの場合、1000ワットだという。同社 は、小水力発電機1基を、家庭用太陽光発電機並みの能力に上げることを目標にしている。

また、実験で発電した電気の利用や、処理水が流れない時の蓄電システム作りは水道施設施工業「川本」(岡山市北区)が担当する。

市と2社は今月、市役所で実証実験に関する協定を締結。赤磐市の友実武則市長は「新たなビジネスモデルになれば」と期待し、ナカシマプロペラの中島基善社長は「水中で動くプロペラは、我が社が得意とする技術」と実験に意欲をみせた。

(2013年8月19日  読売新聞)

2013/08/21

神奈川県内広域 小水力設備修繕 実施可能の有無【】

神奈川県内広域水道企業団は、随意契約を予定する、「相模原小水力発電設備修繕工事」について、業務実施可能者の有無を確認する。既存設備の施工業者であるイームル工業から当該工事を施工するために必要な詳細図面、補修部品の提供を受けることが可能者であることなどが条件となる。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130819400005.html

 

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