2014/06/16
岐阜県郡上市の石徹白(いとしろ)集落の住民が、小水力発電による農業用水の維持管理を基軸とした専門農協「石徹白農業用水農業協同組合」を 設立した。行政の助成と住民の出資で発電所を設置し、売電収益は住民の共同作業など集落の維持管理に活用、地域に還元する。農水省によると、再生可能エネ ルギー分野を中心とした専門農協は全国でも極めて珍しいという。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=28263
2014/06/12
糸島市白糸の「白糸の滝」で14日午前11時~午後3時、5月中旬に稼働を始めた小水力発電所の現地見学会が開かれる。白糸行政区の青木一良区長(67)は「今後、子どもらが再生エネルギーを学ぶ場にしたい」と話している。 事業は、滝周辺の地域づくりに再生可能エネルギーを生かす試みとして、九州大工学研究院の島谷幸宏教授の研究室と市、白糸行政区が連携して、2012年度 にスタート。発電所には、滝から流れ出る水と、取水口から発電所までの30メートルの落差を利用して、最大10キロワットと5キロワットを出力する小水力 発電機2基を設置している。
年間電力量は、一般家庭の約27軒分に当たる9万7500キロワット時。このうち、白糸行政区が管理運営する「ふれあいの里」で約半分を消費し、残りを売電することで、年間213万円の収入を見込む。
発電設備の耐用年数は約40年。総事業費4420万円のうち、5割強を県の補助金で賄うため、建設費は12年間で回収する予定。
見学会の問い合わせは市生活環境課=092(332)2068。
発電の仕組みを説明する青木一良区長
2014/06/12
南大隅町に小水力発電所が設置されることになり、起工式が行われました。
南大隅町佐多辺塚の建設予定地で行われた起工式には、発電所を設置するMisumiの関係者や地元の住民など約30人が出席し、工事の安全を祈願しました。この場所での設置は、豊富な水量と急峻な地形が小水力発電に適していることや、約60年前に建設された水力発電所の取水口が再利用できることから決まったということです。
佐多辺塚小水力発電所は、完成すれば一般家庭の約300世帯分にあたる年間110万キロワットの発電が見込まれていて、来年11月からの稼働を目指しています。
2014/06/11
東京都建設局は再生可能エネルギー活用策の一環として、北十間川樋門(ひもん)や飛鳥山分水路、扇橋閘門(こうもん)などの河川管理施設への小水力発電設備導入の検討を始める。
2014/06/10
宮城県企業局は、今年1月から仙台市太白区で建設を進めている小水力発電事業「馬越石(まごいし)水力発電所」の運転を7月14日に開始する。
この発電事業は、宮城県南部の南部山浄水場から仙台市太白区茂庭に設けられた高区調整池との高低差を利用して発電を行うもの。発電所の出力は250kW、年間発電電力量は186万kWh(一般家庭約550世帯の年間使用電力量に相当)。