2014/08/22
活動場所 立川市
TEL 042-524-9014
FAX 042-524-9014
代表者 河野 たまき
団体の紹介 小水力発電の啓発、川の流れに発電装置を置いてLED電球をつける学習会や団体、個人の活動の報告(意見交換)などを実施しています。
【私たちができること】
会議や学習会に参加してください。
参加できる活動 ○活動日時:不定期
○活動場所:根川(柴崎体育館前)・一般社団法人シビル
○活動内容:川の流れに発電装置を置いて、LED電球をつける学習/会議(団体、個人の意見交換会)
活動希望者へメッセージ みんなのできる範囲で活動をしています。興味がありましたら、見学にきてください。お待ちしています。
2014/04/18
東京都水道局は管理する給水所や浄水場で、設備改修と同時に小水力発電設備の導入を進めている。2013年度は、葛西給水所で出力340キロワットの発 電機が稼働。今後も14年度に新桧村浄水所(7キロワット)、16年度に江北給水所(80キロワット)などの導入計画を持つ。水道局では直近の目標として 16年度までに小水力、太陽光発電合わせて、出力1万キロワットを掲げており、再生可能エネルギーの普及や水資源の有効活用を推し進めている。
東京都水道局は3月、14年度から23年度までの「東京水道エネルギー効率化10年プラン」を策定した。高度経済成長期に整備・拡張させてきた施設・機 器が一斉に更新時期を迎えることを踏まえたプランで、更新を機に送配水など水道システムをエネルギーの観点から見直す。目標には「既存水道システムのエネ ルギー使用の20%効率化」を掲げており、具体策として、ポンプの効率化などを挙げている。
小水力発電の導入は、送配水の余剰圧力などを有効活用する狙いで、プランに記載。このほかエネルギー関連では、太陽光発電機の設置についても記載している。
小水力発電については、12年度までに4カ所計1885キロワットの出力を積み上げてきた。このうち東村山浄水場は00年に配備。出力は1400キロ ワットで同施設の約25%の電力を賄ってきた。このほか、南千住給水所(95キロワット)、亀戸給水所(90キロワット)などにも配備してきた。
今後は、新桧村浄水所、江北給水所以外に、上北沢給水所(90キロワット)、境浄水場(900キロワット)、玉川給水所、有明給水所(2カ所計63キロワット)での設置が計画されている。
改修、新設の際は、あらかじめ水力発電機の設置スペースを確保し、効率的な導入に努めている。設置する発電機は、地形の高低差による位置エネルギーや未 利用になっている余剰圧力を有効活用する。発電した電力は東村山のように所内で利用する場合だけでなく、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を 活用した売電も検討している。
一方、太陽光の導入も進む。今年度、金町浄水場(490キロワット)、楢原給水所(250キロワット)での設置を計画。このほか、23年度までに20カ所を超える水道関連施設に導入する予定だ。
水道施設への再生可能エネルギーの導入は「自治体では先進的」(東京都水道局)。担当者は「現在、太陽光と水力合計で出力は7900キロワット程度。まずは16年度までの目標に向けて着実に取り組んでいきたい」と意気込んでいる。
本紙より転載
2014/02/21
東京都江東区は新年度、河川の水流を利用したマイクロ水力発電を区内の横十間川親水公園で始める。
都では導入実績があるが、区主体の取り組みは23区で初めて。区では、自然エネルギーで発電する様子を観察するなど、小中学校の環境教育にも活用したい考えだ。
区温暖化対策課によると、発電は、公園内を流れる横十間川の水門橋の下に、水車が入った箱形(縦、横、高さ各約1メートル)の発電装置を設置して行う。水門橋付近の水量は毎秒0・17立方メートル、水の落差は約80センチあり、発電出力は500ワット~1キロ・ワット程度。10ワットの発光ダイオード(LED※)電灯50~80本を点灯できる見込みだ。
5月に事業者を募集し、来年1月に稼働させる。発電した電力の使用方法は未定だが、区は発電量を表示する掲示板やLED街路灯の設置などを想定している。
区は2012年度以降、マイクロ水力発電に適した場所を選ぶため、区内9か所で調査を行い、最も発電量が大きいとして横十間川親水公園への導入を決定。新年度予算に事業費2772万円を盛り込んだ。
マイクロ水力発電は、中小河川や排水設備などの水流を利用した小水力発電の一種で、主に出力100キロ・ワット以下の場合を指す。
区温暖化対策課は「区民に環境意識を高めてもらうきっかけになれば」と話している。
※LED=Light Emitting Diode
(2014年2月21日07時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140220-OYT1T00229.htm?from=ylist
2014/02/20
江東、新年度 環境教育にも活用
江東区は新年度、河川の水流を利用したマイクロ水力発電を区内の横十間川親水公園で始める。都では導入実績があるが、区主体の取り組みは23区で初めて。区では、自然エネルギーで発電する様子を観察するなど、小中学校の環境教育にも活用したい考えだ。
区温暖化対策課によると、発電は、公園内を流れる横十間川の水門橋の下に、水車が入った箱形(縦、横、高さ各約1メートル)の発電装置を設置して行う。水門橋付近の水量は毎秒0・17立方メートル、水の落差は約80センチあり、発電出力は500ワット~1キロ・ワット程度。10ワットの発光ダイオード(LED)電灯50~80本を点灯できる見込みだ。
5月に事業者を募集し、来年1月に稼働させる。発電した電力の使用方法は未定だが、区は発電量を表示する掲示板やLED街路灯の設置などを想定している。
区は2012年度以降、マイクロ水力発電に適した場所を選ぶため、区内9か所で調査を行い、最も発電量が大きいとして横十間川親水公園への導入を決定。新年度予算に事業費2772万円を盛り込んだ。
マイクロ水力発電は、中小河川や排水設備などの水流を利用した小水力発電の一種で、主に出力100キロ・ワット以下の場合を指す。
区温暖化対策課は「区民に環境意識を高めてもらうきっかけになれば」と話している。
(2014年2月20日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20140220-OYT8T00067.htm
2013/10/04
京都が水道事業に利用している都心の給水所で、初めての小水力発電設備が運転を開始した。水流の落差を生かした通常の発電方法とは違って、長距離を配水するための余剰圧力で発電する。一般家庭で420世帯分の電力を供給することができ、年間に4600万円の売電収入を見込む。
[石田雅也,スマートジャパン]
東京都の水道局は23区内に20カ所以上の給水所を運営して、家庭や事業所などに水道水を供給している。23区で最も東側の江戸川区にある「葛西(かさい)給水所」で10月1日から小水力発電が始まった(図1)。
発電能力は小水力としては規模の大きい340kWを発揮することができる。年間の発電量は140万kWhに達する見込みだ。固定価格買取制度を利用して、新電力のサミットエナジーに全量を売電する。1kWhあたり33.18円で売電して、年間に約4600万円の収入を想定している。
この小水力発電の特徴は、配水に必要な余剰圧力で水車を回して発電するところにある。東京23区の東部地域に供給する水道水は「金町(かなまち)浄水場」から供給している(図2)。江戸川区では浄水場からの水道水を葛西給水所の配水池に引き込んだうえで、需要に合わせて区内に配水する仕組みになっている。
さらに葛西給水所を経由して、南の大田区にある「東海給水所」まで配水するルートが造られている。距離の離れた給水所までは、浄水場のポンプで高い圧力をかけて送り出す必要がある。経路の途中にある葛西給水所では余分に圧力がかかった状態で水が送られてくるため、余剰圧力のかかった水流を発電設備に取り込んでも、発電後に減圧された水流が問題なく配水池まで届く(図3)。
以上のような原理で小水力発電が可能になった。東京都の水道設備では初めての取り組みで、まだ全国でも同様の事例は少ない。東京都が水道事業のために運営している浄水場は規模が大きいものだけでも金町浄水場を含めて4カ所にあり、そこから多数の給水所を経由して都内に配水している。
東京都は葛西給水所の取り組みを皮切りに、小水力発電の導入量を大幅に増やしていく計画だ。オリンピックを開催する2020年までに、再生可能エネルギーを加えた自立分散型の電力供給体制を強化する方針で、給水所における小水力発電を施策のひとつに掲げている。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/03/news018.html