2013/08/17
2013年8月6日、岐阜県岐阜市に本社を構える富士変速機が小規模水力・風力発電向けの増速器を開発したことが発表された。富士変速機は減速機・変速機・各種歯車・駐車場装置などの開発をしていることで知られているが、今回の増速器は再生可能エネルギーに対する関心の高まりに合わせて開発された。
Image from 富士変速機ホームページ
当面は特殊商品として発電量5.5キロワット相当で22万円程度で注文を受けるが、2014年12月期には1億円の販売を見込んでいる。
対応する発電機は1〜10キロワットで、設計は増速器専用のため、力を伝達する増速効率が90%以上と高いのが特徴となっている。独自の歯車技術によって低騒音も実現されているため、公園などでも使用することができる。