過去に投稿された記事の一覧です。

2014/07/11

神奈川県 農用水小水力発電 玉野総合で概略【建通新聞】

神奈川県は農業用水での小水力発電を普及させるため、汎用性のある「投げ込み式」発電機による発電事業を検討する。県西地域県政総合センターが「酒匂川地区農業用水小水力発電概略設計業務」を玉野総合コンサルタント(名古屋市東区)に委託した。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/140708400026.html

2014/07/11

丸紅、発電子会社を通じて福島県下郷町に小水力発電所を建設、発電事業を実施【日経BPフォーラム】

丸紅は、100%出資する発電子会社の三峰川(みぶがわ)電力を通じて、福島県下郷町に小水力発電所を建設し、発電事業を実施する。同町内を流れる阿賀川水系大沢川の流水を利用し、公有地や民有地に造る。2015年4月に商業運転を始める。2011年3月の東日本大震災後、同町がある南会津郡に初めて設ける小水力発電設備となる。

 新設する小水力発電所「花の郷発電所」は、175kWの発電出力を備える。一般家庭約300世帯の年間消費電力量に当たる約100万kWhの年間発電量を見込む。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて、発電所の完成から20年間売電する。三峰川電力は、小水力発電所運営の経験を生かして地域に根差した事業を行う。

 福島県は、国の東日本大震災復興構想会議がまとめた提言で、再生可能エネルギー先駆けの地にするべき、とされた。この小水力発電事業は、同県での再生可能エネルギー発電設備導入の補助事業に採択されている。下郷町は「町新地域エネルギービジョン」を策定して、再生可能エネルギーの導入可能性を検討し、小水力発電に期待を寄せる。

 花の郷発電所は、長野県伊那市の2カ所、同県茅野市の2カ所、山梨県北杜市の3カ所に続き、三峰川電力の小水力発電設備としては8カ所目だ。これらのほかに、2カ所の中水力発電所を保有する。現在稼働している中・小水力発電所計9カ所で、3万4491kWの発電容量がある。三峰川電力は2020年までに国内30カ所程度で中・小水力発電所の開発を目指す。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/emf/20140711/268529/

2014/07/11

日本工営(東京都)は、宮崎県椎葉村の「村営間柏原(まかやばる)水力発電所」の更新工事に着工した。今回、水車発電機をこれまでの横軸機から立軸機へ変更することで、有効落差が増え水車効率が向上し、最大出力が既設680kWから730kWに増加する。

昭和29年に運転を開始した同発電所は老朽化が進んでおり、昨年、水力発電設備の更新にあたり、設計・施工に関する一括提案(EPC契約)の公募が行われ、同社が最優秀提案者に選定された。今回の事業は、同社がEPC契約で一括受注した初の案件となり、発電可能地点の選定から調査、測量も含めた土木工事の計画と施工、発電設備の設計・製造と据付工事までトータルで手がける。

http://www.kankyo-business.jp/news/008268.php

2014/07/11

丸紅子会社、福島で小水力発電事業 15年4月運転開始 【電気新聞】

丸紅は10日、完全子会社の三峰川電力(東京都千代田区、福田知史社長)を通じ、福島県下郷町に小水力発電所を建設すると発表した。同町の公有地や民有地を活用し175キロワットの発電設備を設置する。南会津地方の阿賀川水系大沢川の流水で発電し、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)によって20年間売電する計画。来年4月の商業運転開始を目指す。

三峰川電力は2006年から小水力発電所の運営を開始している。同社にとって、既に稼働している長野県伊那市の2カ所、同県茅野市の2カ所、山梨県北杜市の3カ所に続く8カ所目で、福島県内では初の案件となる。

同プロジェクトでは水力発電設備メーカーの芦野工業(山形市、鈴木末三代表取締役)が発電設備を納入する予定だ。年間発電電力量は約100万キロワット時を見込んでいる。

総事業費は約3億6千万円。福島県が「再生可能エネルギー先駆けの地」へ向けて実施している「市民交流型再生可能エネルギー導入促進事業」に採択されており、事業費の一部の補助を受ける。同事業の趣旨に沿って、発電所近隣で一般市民が再生可能エネルギーを学べるパネルや映像による展示を行う予定だ。

下郷町は「下郷町新地域エネルギービジョン」の中で、再生エネルギーの導入可能性の検討を進めていることから、三峰川電力では今後も同町での小水力発電事業での協力・貢献を進める考えだ。 また、国内各地域で20年までに30カ所程度の中・小水力発電所の開発を目指す方針を掲げている。

紙面より転載

2014/07/11

山梨県企業局、小水力の電力単価37.5円で売却 一般入札でエネットが落札 【電気新聞】

山梨県企業局は10日、現在建設を進めている小水力の大城川発電所(出力49キロワット)の電力について、一般競争入札によって売却先を決定したと発表した。今回の入札では3社が応札し、新電力(特定規模電気事業者)のエネットが落札した。落札額は1キロワット時当たり37.5円(税抜き)で、予定価格より同3.5円高かった。
大城川発電所の年間売却電力量は37万5千キロワット時の見込み。契約供給期間である2014年9月から16年3月末までは57万8900キロワット時。同県企業局によると、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の買い取り価格で単純に売電した場合と比べて、契約供給期間に約200万円の増収効果を見込む。
同県では、15年からの10年間で10カ所程度の小水力を開発する「やまなし小水力ファスト10」を展開している。14年度内には、第1号となる発電所が完成する予定。この電力についても、一般競争入札で売却先を決める方針だ。

紙面より転載

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