2013/12/17
【宇都宮】工場などでの小水力発電の普及促進を目指す市は16日までに、同発電を分かりやすくまとめたガイドブック「身近な再生可能エネルギーの活用術」を作成した。市内の事業者に行った導入の可能性調査結果をもとに、メリットや支援制度などを紹介。市環境政策課によると、同発電の普及促進に向けた取り組みは県内でも珍しく、「事業者に導入を前向きに検討してもらえるきっかけにしたい」としている。
市内には工業団地や大型商業施設が多いため、市はこれらの施設での再生可能エネルギー普及に向けた導入課題と解決方策を把握しようと昨年度、同調査を実施した。
ガイドブックは、太陽光や風力発電などと比較した同発電の特徴や建物内で導入できる地点、発電機の種類、補助金や融資制度などを紹介。仮定導入ケースをもとに年間発電量、年間省エネ効果、二酸化炭素排出量を試算した導入メリットもまとめられている。
報告書とガイドブックは市ホームページで公表されているほか、ガイドブックは市内工業団地などの事業者に配布するという。
問い合わせは同課電話028・632・2418。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20131217/1445224
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