2013/11/19
日本政策金融公庫神戸支店(神戸市中央区)は、洲本市の「兵庫県鮎屋川(あいやがわ)土地改良区」(矢尾田勝理事長)が農業用ダムを活用して行う小規模水力発電事業に融資したと発表した。融資額や期間などは非公表。
昨年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まって以降、同公庫が土地改良区の水力発電事業に融資するのは県内初という。
今回の事業では、農業用ダムの放流施設に発電施設を設置。最大出力は18・1キロワットが見込まれ、ダムの管理施設の電源に使うほか、売電収入を施設の維持管理費に充てる。
総事業費は6千万円。一部は国や県の補助金で賄う。2015年3月の完成予定。(松井 元)
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201311/0006500425.shtml