2013/09/24
日本工営は栃木県の寺山ダム(矢板市)で出力190キロワットの小水力発電設備を稼働した。ダム管理者の県が管理費削減と再生可能エネルギーの創出を目 的に考案した民活策「ダムESCO事業」の第1弾。同社が売電収入からダム管理に必要な電気料金を負担するスキームとし、発電設備の償却・維持管理費を除 いた分が収益となる。事業期間は18年間で終了後、発電設備は県に無償譲渡される。
栃木県は塩原ダム(那須塩原市)にも同事業を適用し、公募型プロポーザルで日本工営を優先交渉権者に選定した。近く正式契約して着工し、2014年度に発電設備を稼働する計画。
日本工営は中期経営計画(2012―14年度)で、小水力発電事業をはじめとする新たなビジネスモデルの開拓と事業への参画をテーマに掲げている。5月には出力490キロワットの新曽木水力発電所(鹿児島県伊佐市)を稼働した。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920130923caal.html
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