2014/02/06
市民生活協同組合ならコープ(奈良市)は、地域ぐるみで小水力発電に取り組んでいる吉野町小水力利用推進協議会にLED照明機器を贈呈した。冬場、積雪の影響で停電することも多いという町の多目的集会所(通称・殿川防災ハウス)で活用されることになった。
山深い殿川地区では11世帯、21人が暮らす。2011年の元日には、70~80センチに達した積雪の影響で2日間にわたって停電。携帯電話や固定電話もつながらなくなった。
自治会長の竹内一さん(61)がふもとの小名(こな)集落へ向かったが、道路が倒木でふさがれていて車では下りられない。歩きつづけ、ようやくつながった携帯電話で役場へ通報したという。