2013/08/27
那須塩原市は、鳥野目浄水場(同市東原)内に小水力発電設備を整備する。今年度中に設計業務を委託し、平成26年度から着工。同年度中の稼働を目指す。
同浄水場は主に黒磯地区に供給するため那須疏水(そすい)から1日平均1万5千立方メートルの水を取水し、高低差51メートルの区間を管路で導水してい る。計画ではこの施設の高低差を利用して小水力発電を整備。年間発電量は40万440キロワット時を見込む。浄水場で使用する以外の電力(25万キロワッ ト時)を売電し、売電益は発電設備の維持管理などに充てる。事業費は約1億1860万円。設計業務委託費約1千万円は9月補正予算案に計上する。
同市は「温室効果ガスの抑制とともに災害時でも安定した水の供給ができる」と期待する。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130825/tcg13082502110004-n1.htm
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