2013/08/27
福岡県の小川洋知事は26日の記者会見で、県営の瑞梅寺ダム(糸島市)で、放流水を活用した小水力発電事業を実施すると発表した。平成27年春に発電を始める。
瑞梅寺ダムは昭和53年から福岡、糸島両市に水を供給している。水道水以外に毎秒0・14〜1・56トンの放流水があり、このうち0・3トンを発電に活用する。
発電事業は糸島市が行う。一般家庭190世帯分に相当する年間66万8千キロワット時の発電を見込み、売電収入は年間2300万円と試算している。
県は他にも、藤波(うきは市)、力丸(宮若市)、陣屋(添田町)の3県営ダムでも小水力発電導入を構想しており、周辺市町などと協議を進めている。
小川氏は記者会見で「県の施設を生かした再生可能エネルギー導入を促進していく。瑞梅寺ダムは再生可能エネルギーの地産地消モデルになる」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130827/fkk13082702110000-n1.htm
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