2017/07/30
2017年7月30日掲載
ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は29日、「ソウル市のすべての家の屋根で太陽光発電ができるなら韓国の原子力発電所24基を減らせると考える」と明らかにした。
朴市長はこの日浦項(ポハン)で行われた慶尚北道東海岸核問題と政府脱核政策を主題にした特講でこのように話した。
朴市長は「ソウル市はすでに省エネルギー政策として2%のエネルギーを節約し、原子力発電所を減らせる再生可能エネルギー源を探すのに努力している。一例として下水で小水力発電する方策を求めており、2万人の子どもたちを省エネルギー守護天使に任命し幼い時からエネルギーを節約する習慣を植え付けている」とした。
続けて「100万世帯に太陽光発電設備を設置すれば原子力発電所1基を減らすことができ、380万世帯に設置すれば原子力発電所5基を減らせると考える。ソウルの省エネルギープロジェクトが成功裏に定着すれば国内の原子力発電所17基を減らせると考える」と話した。
原子力発電所を減らすため将来ソウル市すべての家で太陽光発電をする方策を探しているとし、「すでにソウル市は省エネルギーと再生可能エネルギー使用などにより400万トンの石油を利用する発電所、原子力発電所2基を減らす効果を上げている」と主張した。