2013/09/03
【木瀬公二】小水力発電で地域づくりを目指す勉強会が、7世帯が暮らす遠野市土淵町の米通(こめどおり)集落であった。先進地の話を聞き、実践第1弾として、高校生による小水力発電コンテストを検討することにした。
講師は、すでに実施している岐阜県のNPO地域再生機構の野村典博副理事長と、プラント設備会社の水野勇さん。約100戸約250人が暮らす村で小水力発電に取り組むが、それは子育て世代が住める集落づくりの手段と説明。生み出した電力で農産品加工場を賄ったり、廃車になった軽トラを電気自動車に改造して余剰電力を蓄電したりして雇用を生み出す活用法などを話した。
自然エネルギーへの理解を深めるために近隣県の高専などに呼びかけて「小水力発電アイデアコンテスト」を実施。高校生は地域を調査に回り「通学路に街灯があると安心」「用水路ゲートが自動制御になるといい」などの要望を聞き取り、それにあわせた発電装置を作ったことなどが説明された。
http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201308290294.html
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