2014/07/16
岡山県は、小水力発電(1千キロワット以下)の導入に向けた調査をする市町村や企業などに最大200万円を補助する制度について、2014年度の募集期限を当初予定していた7月8日から9月30日へと延長した。補助枠が空いているため。
市町村や、市町村と連携して調査を行う企業・団体が対象。発電出力の推計など導入可能性を探る「基礎調査」は経費の2分の1以内で上限50万円、基本計画の策定など事業化検討段階を想定した「基本調査」は同200万円を補助する。
補助枠は各2件で先着順。上下水道や農業用水路などで調査をする際の利用を見込んでいる。これまでに基本調査で1件の応募があった。
県内で市町村や企業(電力会社を除く)・団体による小水力発電は7施設ある。県は20年度までに40施設へと増やす目標を掲げている。
問い合わせは県新エネルギー・温暖化対策室(086―226―7297)。