2014/02/05
愛知県蒲郡市に「小水力発電設備」が完成し、4日、点灯式が行われた。小水力発電とは、川や用水などに施設を作り、流水を活用して発電させるもの。この日、点灯式があった設備は昨年末、蒲郡市土地改良区が愛知県の推進する「小水力発電設備整備推進事業」の一環として県から補助金を受け、同市清田町にある農業用水ポンプ場大内揚水機場内に設置したもの。小型の発電施設は、らせん状の形をしたプロペラが流水で回転する仕組みで、毎秒10リットルの水量で約3ワットから10ワットの発電能力があるという。施設はすでに運用が始まっており、発電した電気は揚水機場の照明に利用するほか、バッテリーに充電し、災害時に避難所となっている清田児童遊園地で使用されるという。