2014/01/29
県が選定した有望地点で水力発電をする事業者に対し、国をはじめ関係機関との協議や許可の手続きなどを支援する「河川活用発電サポート事業」で、県は2月3日から14日まで、発電事業者を募集する。対象となる有望地点は鹿沼市と日光市の9河川15カ所。
標高差や豊富な水資源のある本県で、再生可能エネルギーの小水力発電を普及させることを目的に、県は2013年度、同事業に取り組んでいる。13年6~11月に想定される有効落差や使用水量、年間売電量などを調査した。
有望地点候補地を41カ所から15カ所に絞り込み、同12月に公表した。15カ所は鹿沼市の思川や黒川、日光市の渡良瀬川など。想定される発電出力は1カ所当たり19~473キロワット。
応募条件は法人か複数の法人で構成する団体で、国内に本社があり、水力発電事業を遂行できる企画力や技術力、資金力、経営能力を有することなど。地域への貢献策も提案しなければならない。
30日午後1時半~同2時半に、県庁東館4階講堂で事業者向けの説明会を開く。募集要項は県のホームページで入手できる。問い合わせは県地球温暖化対策課、電話028・623・3187。
http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/welfare/environment/news/20140129/1488019