2018/09/26
2018年9月26日掲載
県が南砺市利賀村上百瀬(かみももせ)で建設していた小水力発電所の竣工(しゅんこう)式は25日、現地で関係者ら約80人が出席して行われ、景観への配慮と豪雪対策を兼ねた切妻屋根の発電所の完成を祝った。
県営上百瀬発電所は2015年12月に着工し、当初は17年度内の完成を目指していたが、同年7、10月の台風で2度にわたって被災したため工期が遅れた。
発電所の最大出力は640キロワット、年間供給電力量は約340万キロワット時で一般家庭約950世帯分の使用量に相当する。県企業局の21カ所目の発電所で、小水力では5カ所目。総事業費18億7500万円で、12月の稼働を予定している。
式では、石井隆一知事が式辞、北陸地方整備局河川部の松原誠部長、中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局の藤井法夫支局長、高野行雄県議会議長、田中幹夫市長が祝辞を述べた。テープカットが行われ、利賀小児童13人の鼓笛隊演奏が花を添えた。
2018/09/25
2018年9月25日掲載
中部電力グループのシーテック(名古屋市)が、2017年8月から建設工事を進めてきた「さこれ水力発電所」(岐阜県下呂市)がこのほど営業運転を開始した。
同小水力発電所は、中部電力が所有する東上田ダム(岐阜県下呂市)左岸に新設したもので、ダムから放流する河川維持流量を有効活用する。同ダム左岸にある既設取水口から維持流量分を取水し、新設した水圧管路で下流側に導水(サイフォン式)して、立坑内の水車・発電機で発電を行う。発電後の流水は、現状と同様にダム直下に放流する。
発電機の出力は380kW(キロワット)で、想定発電量は一般家庭約850世帯分の年間使用電力量に相当する266万kWh(キロワット時)を想定している。年間1260トン程度のCO2削減効果も見込んでいる。
シーテックが自社開発した小水力発電所としては、「秋神水力発電所」(岐阜県高山市、2016年5月営業運転開始、出力290kW)に次ぐ2例目となる。
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1809/25/news026.html
2018/09/20
2018年9月20日
環境省の地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会へ当協議会はオブザーバーとして出席しています。
委員会の開催趣旨等は環境省ホームページをご覧ください。
http://www.env.go.jp/press/105802.html
2018/09/13
[9月25日小水力発電入門セミナー開催] 全国小水力利用推進協議会では、以下の内容で「小水力発電入門セミナー」を開催します。小水力発電の概要、仕組み等について初心者の方を対象にした内容です。再生可能エネルギーとしてさまざまな可能性を持つ小水力発電について学んでみませんか。 (さらに…)
2018/09/13
一般社団法人電力土木技術協会(http://www.jepoc.or.jp/)が開催する研修会のご案内です。
平成30年度水力発電に係る人材育成のための研修会(中部地域)
http://www.jepoc.or.jp/upload/