2013/09/24
川根本町が国土交通省長島ダム(同町犬間)を活用した小水力発電の設置を検討していることが19日、分かった。町によると、自治体が既存のダムを利用して小水力発電を設置するのは全国でも珍しいという。町議会9月定例会の一般質問で、佐藤公敏町長が明らかにした。
町や同ダム担当者によると、発電にはダム水位を調整するための放水を利用する。出力は600キロワット前後を想定している。発電した電力はダム周辺の町有施設の電源に使い、余った電力は売電する。大規模災害時はダムを運用する電力として使う予定。
町は来年度の予算で、数億円規模の発電機整備事業費を計上する見込み。合併特例債や過疎債を有効活用するという。
同ダムは現在、水位を調整する放水を活用した自家発電を行っている。佐藤町長は「地域に一層開かれたダムを目指し、町北部地域の活性化につなげたい」と期待を込める。
2013/09/10
静岡県中遠農林事務所は、地域用水環境整備として新エネ大井川右岸地区の測量その3をグリーン(島田市)に委託した。納期は9月27日。早ければ9月末にも工事発注する見込み。
委託概要は地図転写2・54㌶や境界測量0・42㌶など。
2013/08/27
静岡県中遠農林事務所は、小水力発電のための水中タービン組立工と設置を9〜10月にも電機工事として発注する。タービンを入れるための躯体工事も2013年度内に発注する見通し。
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130813100030.html