2017/04/13
2017年4月13日掲載
沼田市利根町赤城原に、赤城沢の水を活用して発電する「赤城沢小水力発電所」が完成した。年間発電量は一般家庭60世帯分に相当する。全量を東京電力に売電する。売電収入は年間800万円を見込む。
太陽光発電などを手がける「アドバンス」(東京都)が建設を進めてきた。電力会社に再生可能エネルギー電力の買い取りを義務づける固定価格買取制度の下、全量売電目的で電力会社以外の民間企業が造った小水力発電としては県内では初めて。
11日の開所式には、横山公一沼田市長、企業関係者ら約50人が出席。横山市長は「今後も再生可能エネルギーの更なる推進を図りたい」とあいさつした。【米川康】