2014/06/06
岡山県、小水力発電導入の為の調査費に補助金【環境ビジネス】
岡山県は、県内の河川、上・下水道、農業用水路等において、1,000kW以下の小水力発電を導入するために「基礎調査」または「基本調査」を実施する発電事業者に対して、調査委託費の一部を助成する「岡山県小水力発電導入促進補助金」の公募を開始した。
補助率は、「基礎調査」は補助対象経費の1/2以内(上限50万円)、「基本調査」は補助対象経費の1/2以内(上限200万円)。申請希望者は6月9日から7月8日までに調査計画書等を提出すること。7月中旬以降に交付申請者を決定する予定。なお、今回はデータ収集目的の調査や実証実験等一時的な設備導入のための調査などは対象外。
http://www.kankyo-business.jp/news/007937.php
2014/05/29
【岡山県】岡山県小水力発電導入促進補助金の募集を開始します!
事業概要
県内の河川、上・下水道、農業用水路等において、1,000kW以下の小水力発電を導入するために基礎調査又は基本調査を実施する方に対し、その経費の一部を助成します。
1 補助対象者
次の条件全てを満たす必要があります。
(1)自らが発電事業者として事業実施を検討していること
(2)調査実施場所における各種法規制等の有無を確認していること
(3)県内市町村又は県内市町村と連携する企業・団体であること
(4)(県内市町村と連携する企業・団体の場合)県税の滞納がないこと
2 補助対象事業
(1)基礎調査
初期段階における導入可能性を探るための基礎的な調査
ア 必須調査項目
・許認可庁や関係権利者との事前協議
イ 選択調査項目(一つ以上実施して下さい。)
・短期間の流量簡易計測及び発電出力推計
・発電出力からの収入見込推計
・水車・発電形式検討、工事可能性評価 など
(2)基本調査
事業化検討段階における概略設計等の基本的な調査
・一定期間の流量調査、地形計測
・概略設計、基本計画作成
・許認可等法的手続き
・系統連携の準備 など
3 補助対象経費
補助対象事業を行うために必要な調査委託費
4 補助率等
(1)基礎調査
補助対象経費の1/2以内(上限 50万円)
(2)基本調査
補助対象経費の1/2以内(上限200万円)
5 応募方法
「調査計画書」を1部提出してください。(原則、郵送)
(1)募集期間
平成26年6月9日(月曜日)~7月8日(火曜日) 17時必着
(2)提出先
郵便番号700-8570
岡山市北区内山下2-4-6
岡山県環境文化部環境企画課新エネルギー・温暖化対策室
6 手続きの詳細等につきましては下記募集案内をご覧ください。
7 根拠規定
8 注意事項等
(1)データ収集目的や、実証試験など一時的な設備導入のための調査は補助対象となりません。
(2)補助事業への着手は、交付決定後となります。既に着手済の事業は、補助対象となりません。
(3)補助制度の内容や手続き等の詳細につきましては、上記、募集案内及び根拠規定(要綱、要領)をご覧下さい。
9 様式等 ※申請に必要な各種様式は下記よりダウンロードできます。
(1)交付申請
(注)県税完納証明書について
交付申請時に県税の完納証明書を添付してください。手続の詳細については下記リンク先を参照してください。
(2)交付決定変更(廃止)承認申請
(3)実績報告
(4)補助金請求
(5)消費税及び地方消費税の額の確定に伴う報告
2013/09/13
【岡山県】第2回小水力発電導入推進実務研修会の開催について
本県では小水力発電の導入促進を図るため、導入を検討されている市町村やNPO法人等を対象とした小水力発電導入推進実務研修会を本年度3回開催することとしており、第2回を次のとおり開催しますのでお知らせします。
なお、参加申込は、別添チラシにより直接、環境学習センター「アスエコ」までお願いします。
1 開催日時
平成25年10月2日(水曜日)13時15分から16時30分
2 開催場所
備中県民局高梁地域事務所大会議室
(住所:高梁市落合町近似286-1)
3 内容
(1)講演:小水力発電の適地の見分け方
講師:岡山県小水力利用推進協議会 堤 孝雄 氏
(2)講演:ピコ発電からの展望
講師:NPO法人地域再生機構 理事長 駒宮 博男 氏
(3)取組報告:岡山県内でのピコレベル発電の取り組み状況
・新見市で手作り水車発電機実証実験(新見小水力発電研究会)
・奥津地域で導水管約80mを敷設して実験(奥津地域小水力発電研究会)
・鏡野町富地区での小水力発電実証実験(株式会社エリス)
4 定員
30名程度
2013/08/21
下水処理水で発電【読売新聞:2013/08/19】
<赤磐市とプロペラ会社 来月から実験>
赤磐市と船舶用プロペラ製造「ナカシマプロペラ」(岡山市東区)などは9月から、下水処理施設の処
理水を活用した小水力発電の実証実験を始める。 再生可能エネルギーを利用したまちづくりを模索する市と、小水力発電事業に参入を計画する同社の目的が一致した。実験は2014年2月まで行われる。
実験が行われるのは、赤磐市立川の山陽浄化センター。同センターは市街地などから排出される下水を処理しており、12年度の処理実績は、1日平均4343立方メートル。発電機は浄化処理が終わり、川に放流する処理水が流れる地下水路に設置される。
ナカシマプロペラが開発した発電機は筒形で、中に直径22センチ前後のプロペラが取り付けられている。プロペラは、シャフトで発電機に直結されて おり、筒の中を水が落ちる勢いで回転し発電する。発電能力は、水の落差1メートル、流量が毎秒80〜120リットルの場合、1000ワットだという。同社 は、小水力発電機1基を、家庭用太陽光発電機並みの能力に上げることを目標にしている。
また、実験で発電した電気の利用や、処理水が流れない時の蓄電システム作りは水道施設施工業「川本」(岡山市北区)が担当する。
市と2社は今月、市役所で実証実験に関する協定を締結。赤磐市の友実武則市長は「新たなビジネスモデルになれば」と期待し、ナカシマプロペラの中島基善社長は「水中で動くプロペラは、我が社が得意とする技術」と実験に意欲をみせた。
(2013年8月19日 読売新聞)