2013/08/13
兵庫県の宍粟(しそう)市は、同市役所北庁舎の災害時における安定稼動を図るため、小水力発電と太陽光発電の複合システムの導入する。このため、同市では、本システムの基礎調査を委託する事業者の募集を開始した。
本複合システムの小水力発電システム(出力2kW以上)は、宍粟市役所の東側の水路を利用する。同様に近隣に設置する太陽光発電システム(出力10kW以上)からの電力を、併設した蓄電システム(容量4.5kWh以上)と連携させ、系統電力の寸断時にも利用可能なシステムを構築する予定。
このようなシステムは前例が少なく、安定稼動及び周辺の案全性を確保するために、専門的見地からの調査・検討を行う必要であるとしている。募集期間は平成25年8月16日(金)まで。詳細は下記のとおり。
2013/08/09
飯島町自然エネルギー推進協議会の設立総会が3日夜、町文化館で開かれた。小水力や太陽光などの普及を目指し、町民有志約50人が出席。
会長に浜田稔さん=本郷第一=を選び、将来的には町内で発電を事業化することを目指して調査研究などをする今年度事業を決めた。 昨年から町が開いてきた自然エネルギーについての講演会などに参加して関心の高い住民が声を掛け合い、設立の準備を進めてきた。事務局は町が務める。
協議会は、地域循環型・地産地消型の再生可能なエネルギーを普及啓発し、持続可能な地域をつくることが目的。既存の大企業による事業ではなく、地域住民が主体となって進めていく。発電が事業化できれば、観光資源にもなり、交流人口が広がるなど、多方面で地域振興につながることを期待している。
浜田会長は「何年か後に、今日のこの集まりが、まちづくりに自然エネルギーを加える第一歩だったと振り返ることができる取り組みにしたい」と述べた。総会後には天竜川上流河川事務所の中谷洋明所長の講演もあった。
転載元 http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=29132
2013/08/09
兵庫県宍粟市は、小水力・太陽光発電システム整備工事基礎調査業務を委託するため、公募型プロポーザルの手続きを開始した。8月16日まで企画提案書を受け付け、1・2次審査を経て、8月26日に結果を通知する。
転載元 http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130807700036.html
2013/08/09
東京発電(東京都)は、神奈川県足柄下郡箱根町に、水力発電所「須雲川発電所」を建設し、8月7日に営業運転を開始した。同発電所の出力は190kW。年間発電量は約110万kWh(一般家庭約300軒分の年間使用電力量に相当)。
発電した電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全て東京電力に売電する。これにより同社は、関東甲信越に69カ所、総出力約18万4,000kW の水力発電所を保有することになった。
水車発電機の再生前(左)と再生後(右)
同発電所は、昭和29年に神奈川県箱根町の旅館が自家消費用として開発したが、設備の老朽化等により昭和59年に発電所を廃止し、設備は箱根町の所有となっていた。切迫している電力供給事情への寄与及び再生可能エネルギー利用拡大を図るべく、今年2月より再生工事を行っていた。
須雲川は、大観山を水源とする本流と、二子山を源流とする支流などからなり、須雲川発電所は、本流より毎秒0.58立方メートルを取水し、約40メートルの落差を利用して発電を行う。
2013/08/09
愛知県西三河農林水産事務所が新設を計画している羽布ダム地区小水力発電施設は、年明け1月にも一部工事発注される見通しだ。同事務所では、詳細設計をNTCコンサルタンツ中部支社(名古屋市中区)に委託するとともに、発注に向け準備を進める。
転載元 http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130808300018.html