過去に投稿された記事の一覧です。

2013/11/06

平成25年度環境技術実証事業 中小水力発電技術分野における実証試験対象技術 募集開始【EICネット:2013/11/05】

 環境省は、平成25年11月5日、平成25年度環境技術実証事業 中小水力発電技術分野の「実証機関」である、(一社)小水力開発支援協会において「実証試験対象技術」の公募を平成25年11月15日まで実施すると発表。
 環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
 今回小水力開発支援協会において公募する「実証試験対象技術」は、おおむね出力100kW未満の以下の水車技術。
 申請方法の詳細は、プレスリリースの添付資料を参照のこと。

○問い合わせ先
 平成25年度 環境技術実証事業 中小水力発電技術分野 実証機関
 一般社団法人小水力開発支援協会 担当:松尾壽裕
 電子メール:info@jasha.jp
 住所:〒102-0074 東京都豊島区南大塚1-31-17 マイスターSY 202
 電話:03-6310-2122
 FAX:03-5940-2374

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=31269

2013/11/06

13日、小水力発電の工事現場公開 奥野ダムで「土木の日」記念見学会−伊東【伊豆新聞:2013/11/04】

 県は13日、伊東市鎌田の奥野ダムで整備を進めている小水力発電設備の工事現場を地域住民に公開する。事前申し込みが必要、先着50人。

 「土木の日」(18日)を記念した現場見学会。小水力発電への取り組みを見学し、土木事業の意義、重要性の理解を深めてもらうのが狙い。小水力発電、工事概要の説明のほか、ダム堤体内のゲート室で発電機の設置状況を見学する。2回実施し、1回目は午前10時、2回目は11時から。

 奥野ダムは2012年度から、管理機能の強化、ダム管理コストの縮減、再生可能エネルギーの利用促進、二酸化炭素排出量の抑制を図ることを目指し、小水力発電設備の整備を進めている。運用開始は14年4月を予定している。

 見学会の申し込みは平日の午前9時半〜午後4時に、県熱海土木事務所伊東支所ダム管理班〈電0557(38)0711〉へ。

http://izu-np.co.jp/ito/news/20131104iz0000000113000c.html

2013/11/06

入善町に農業用水利用の小水力発電所【KNBweb:2013/11/04】

富山県が入善町に建設する、農業用水を利用した小水力発電所の起工式が、4日現地で行われました。
入善町福島に県が建設する仮称・小摺戸発電所は、黒部川右岸の黒東合口用水に設置します。
現地では4日、石井知事をはじめ工事関係者らが起工式を行い、工事の安全を祈りました。
発電所の建設費は9億6千900万円で、用水の上流から取水し6.3メートルの落差を活かして水の勢いで水車を回します。
年間の発電量は280万キロワットアワーとなる見込みで、すべて電力会社に売電します。
完成は、来年秋の予定です。

http://www2.knb.ne.jp/news/20131104_38418.htm#

2013/11/06

宇都宮工業高、校内に小水力発電所 90周年記念、生徒が設置【下野新聞:2013/10/31】

滝【宇都宮】宇都宮工業高環境建設システム系の生徒がこのほど、校内に人工の滝を造り、落下する水と自転車のリムを活用した小水力発電所を設置した。

創立90周年を記念したもので、高さ約9メートルの実習棟3階部分まで水をくみ上げ、落下する毎分400リットルの水でリムを回転させ、発電する仕組み。電球一個当たりの最大出力は3ワット。

揚水設備は環境設備科の技術、滝つぼは環境土木科で使用するコンクリート型枠材を有効活用した。また10本の滝で「90」、ブルーシートにペイントした生徒たちの手のひらで「紅葉」を表現。1〜3年生約240人が協力して完成させた。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20131031/1399035

2013/10/31

九州最大の発電用ダムに小水力を追加、未利用の水流で600世帯分の電力【スマートジャパン:2013/10/31】

大規模なダムから下流の自然環境を保護するために放流する「河川維持流量」。これまで未利用だった水流が新たな再生可能エネルギーとして広がりを見せている。九州電力は管内で最大の発電用ダムから放流する河川維持流量を生かして、新しい小水力発電所を宮崎県内で運転開始した。
[石田雅也,スマートジャパン]
 一ツ瀬川(ひとつせがわ)は宮崎県の中部を流れる川で、上流にはダム水路式の水力発電所としては九州で最大の「一ツ瀬発電所」(18万kW)がある。新たに一ツ瀬ダムの直下に小水力発電設備を導入して、10月25日から「一ツ瀬維持流量発電所」が営業運転を開始した(図1)。
hitotsuse1_sj.jpg 図1 「一ツ瀬維持流量発電所」の概要と発電設備。出典:九州電力

 ダムから放流する「河川維持流量」を利用したもので、50メートルの落差を生かして最大330kWの電力を生み出すことができる。年間の発電量は220万kWhを見込んでいて、一般家庭で600世帯分の使用量に相当する。従来からある水力発電所と比べると発電規模は小さいものの、未利用の水流を活用する点で再生可能エネルギーに位置づけることができる。

 宮崎県内には主要な河川に沿って大規模なダムや発電所が数多く点在している。九州電力は河川維持流量を生かした小水力発電所の建設に力を入れていて、3月には「上椎葉(かみしいば)発電所」(9万kW)の上流に「上椎葉維持流量発電所」を稼働させたばかりだ。この小水力発電所も一ツ瀬の場合と同様に330kWの発電能力があって、600世帯分の電力を供給することができる。

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