過去に投稿された記事の一覧です。

2014/01/17

元気アップつちゆ 加藤勝一社長(65)  再生エネで土湯から福島の復興を【産経ニュース】

 福島県を代表する土湯温泉で来年度、温泉熱を使うバイナリー発電(出力400キロワット)と小水力発電(同137キロワット)事業を始動させる。事業費はバイナリー6億5千万円、小水力3億5千万円。再生可能エネルギーの普及につながるとして計1億6500万円の国の補助金がついた。

 土湯温泉は、東日本大震災で建物の一部が壊れたり、福島第1原発事故の影響で、長期休業を余儀なくされる旅館、ホテルがいくつも出た。「県外からの観光客は皆無。震災直後に受け入れた避難者が仮設住宅などに移ると、先行きが見通せなくなった」。どん底の中、元気アップつちゆが立ち上がった。

 小水力は4月、バイナリーは6月着工の予定。「100%売電し、利益は土湯の再生とまちづくりに還元する。地域活性化策としても注目されている」という。福島県は全電力を再生エネルギーで供給することを目指しており、その一翼を担う。「昨年1年間で800人以上が宿泊で視察に訪れた。12月には旅館1軒が営業を再開し、新たな希望が見えてきた」と期待する。

 平成12年まで旅館を経営し、観光協会長も務めた。現在は社会福祉法人の施設に衣替えしたが、ずっと土湯を見守ってきた。

 土湯温泉は、県内で初めて「道の駅」を誘致するなど、「知恵と力を絞った」取り組みで知られる。「再生エネ博物館をつくり、電気自動車(EV)を走らせ、冷却水を再利用した養殖事業にも参入し、土湯をエネルギーパークにする。土湯の再生を福島の復興につなげたい」と願う。(大塚昌吾)

 ■元気アップつちゆ 福島市土湯温泉町下ノ町17。湯遊つちゆ温泉協同組合が1800万円、NPO法人の土湯温泉観光まちづくり協議会が200万円出資し、平成24年10月設立。電気事業の運営は、傘下子会社2社が行う。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140117/fks14011713000000-n1.htm

2014/01/16

再生可能エネの成果報告会 群馬【産経ニュース】

 県は、補助金を受けて再生可能エネルギー導入のための事業を行っている県内の自治体や企業など3団体を講師に招いた「小水力発電・地中熱利用 成果報告会」を群馬産業技術センター第一研修室(前橋市亀里町)で17日に行う。
 県は昨年度、こうした事業を行う12団体に補助金を交付し、再生可能エネルギー導入を支援している。報告会では、12団体のうち3団体に、事業の実態や苦労話を交えた解説や成果などを報告してもらう。併せて、県企業局の技術支援についても紹介する。
 報告会は、中之条町企画政策課エネルギー対策室による「小水力・美野原用水における可能性調査と概略設計」▽大間々用水土地改良区の「小水力・大間々用水における可能性調査と概略設計」▽アタゴ製作所の「地中熱・地下水を用いた冷暖房システムの設計・導入と効果」の3事業。県企業局発電課も「県企業局の技術支援について」と題し、調査・設計・法令手続きに関する助言などについて紹介する。
 午後1時半~4時。参加費無料。申し込みはファクスかインターネットで。問い合わせは県庁新エネルギー推進課(電)027・898・2456。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140116/gnm14011602490002-n1.htm

2014/01/13

民間主導で小水力発電を事業化―10kWを100基【環境ビジネス】

農業用水路を活用した小水力発電事業による「栃木発再生可能エネルギービジネスモデル創造特区」。民間の事業者が資金調達し、小水力発電施設を多数設置して地域活性化を目指している。
豊富な水源と整備された農業用水路を有する栃木では今、それらを活用した小水力発電によるビジネスモデルの構築に注目が集まっている。
那須塩原市、塩谷町、宇都宮市の3市町を対象に「栃木発再生可能エネルギービジネスモデル創造特区」が区域指定されたのは2011年の12月。現地では、低落差型小水力発電の適地が117箇所あり、合計で1830kWの出力が見込めるが、「事業採算性」、「資金確保」、「河川法等の許可にかかわる手続き」が足かせとなり、あまり活用されていなかった。
そこで、「未活用となっている再生可能エネルギー(豊富な農業用水と水路落差)及び企業・人材・資金等の地域資源を最大限活用した先駆的なビジネスモデルを構築し、官民一体となり小水力発電を推進することで地域活性化を目指す」という目的で特区が創設されたのである。

http://www.kankyo-business.jp/column/006687.php

2014/01/13

JR西日本がトンネルの湧き水を利用して小水力発電【世界の水事情:2014/01/13】

JR西日本は、鉄道事業者として初となる鉄道トンネルの湧き水を利用した小水力発電のフィールド試験を今月から開始すると発表した。(参照:JR東海、南海トラフ巨大地震の津波避難対策で津波危険予想地域の見直し発表

北陸本線 敦賀駅近くのトンネル

image from JR西日本

今回の試験は、環境負荷の低減などを目的に資産を活用し、同社が鉄道業と並行して取り組んでいる再生可能エネルギーの発電事業の一環として行われる。実施場所は、福井県敦賀市の北陸本線の敦賀駅から南今庄駅の間にある全長約14kmのトンネルである。ここには毎秒およそ0.17立方メートルの湧き水が流れ出ている。

試験では、湧き水の排水路に小水量および低落差でも発電できる縦軸クロスフロー水車を設置して発電する。これにより、一般家庭約3世帯分に相当する年間約1万キロワットアワーの発電が可能となり、年間約6.9トンのCO2排出量削減につながる。フィールド試験は、今年の末まで続けられる予定。

http://water-news.info/5968.html

2014/01/11

小水力発電年内開始へ 元気アップつちゆ バイナリーは来年夏【福島民報】

福島市土湯温泉町の発電事業会社「元気アップつちゆ」が同温泉で計画を進めている小水力発電の開始時期は年内、温泉熱を利用したバイナリー発電は平成27年7月ごろになる。同社関係者が10日、見通しを明らかにした。

 温泉街南側の東鴉川上流に、出力約140キロワットの小水力発電施設を設ける。バイナリー発電は16号源泉を活用し、出力約400キロワットを見込む。総事業費は約10億円。いずれも4月をめどに着工する。

https://www.minpo.jp/news/detail/2014011113219

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