過去に投稿された記事の一覧です。

2014/08/07

小水力発電で冊子 JAグループ広島【農業共同組合新聞】

中国小水力発電協会(事務局:JA広島中央会)は、このほど小水力発電についての小冊子を作った。農協などによる小水力発電の多い中国地方の取り組みを資料化して、後世に引き継ごうというもの。

地域の発展に貢献し続ける小水力発電の表紙 中国地方の小水力発電は、昭和27年の農山漁村電気」導入促進法を契機に、最盛期は100カ所の発電所があった現在でも53カ所で稼働している。平成24年に全量固定買取制度がスタートして、会員事業者の多くが施設の全面回収に意欲をそそぎ、次世代への引き継ぎを計画している。
 冊子は中国電力OBである岩田春政氏と、前JA広島中央会会長の村上光雄氏の対談形式。小水力発電と農協、および地域とのかかわりの歴史がよく分かる。

http://www.jacom.or.jp/news/2014/08/news140807-25076.php

2014/08/03

用水路で小型水車発電 電気柵など利用へ 篠山の大芋地区【神戸新聞】

らせん状の水車が回り発電する様子に見入る住民ら=篠山市中
らせん状の水車が回り発電する様子に見入る住民ら=篠山市中

兵庫県篠山市大芋地区の住民が農業用水路を活用し、手作りの水車で小規模な水力発電をしようと取り組んでいる。まずは獣害対策用の電気柵の電源に使う計画で、このほど大芋公民館で勉強会を開催。約40人が近くの用水路で発電の実演を見学した。(井垣和子)

マイクロ水力発電と呼ばれ、厳密な定義はないが出力100キロワット以下の発電。同市の地域おこし協力隊員で、神戸大学発達科学部4回生の瀬戸大喜さん (22)が地域の課題を探るため町を巡っていた際、水路が多いことから考案し、住民でつくる大芋活性化委員会とともに始めた。
勉強会の講 師を務めたのは、京都や奈良、滋賀など関西約10カ所でマイクロ水力発電に携わる京都市立伏見工業高校の足立善彦教諭。自治会など地域で運営する事例をス ライドで紹介し「1万円からでも作れる。水車は壊れるものなので、修理できるよう自分たちで作ることがポイント」とアドバイスした。
発電した電気の利用法としては、防災用の常夜灯や公衆無線LANサービスの電源などに使われる例を挙げ「目的を持つことが大事」と強調。「水車は子どもから大人まで夢中になる魅力があり、地域づくりにもつながる」と話した。
その後の実演では、デモンストレーション用に設置された水車が勢いよく回って発電する様子に、住民たちが足立さんに素材や作り方などを熱心に質問。周辺の水路を見て「ここも水車に使えそうや」など意欲を見せていた。
大芋自治会長で同委員会の矢野智会長(68)は「興味を持つ人も増えてきた様子。少しずつ水車の数を増やしていけたら」と話した。

http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201408/0007203897.shtml

2014/08/01

三菱電機中部支社が岐阜で省エネセミナーを開催 小水力発電装置などを紹介【電気新聞】

三菱電機中部支社(村井武夫支社長)はこのほど、「三菱電機グループ環境・省エネセミナーin岐阜」を岐阜市の岐阜産業会館で開催した。4講座合計で約 340人が参加。空調・気流制御による職場環境の改善や効果的なLED(発光ダイオード)照明などの導入事例、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメン ト・システム)、再生可能エネルギーを活用した電力供給システムなどが説明された。ホールに設けられた展示場ではマイクロ水力発電装置「ベストアクア」な どの紹介も行われた。

冒頭あいさつした村井支社長は、「家庭や企業の様々な場面で省エネが求められていることを受け、昨年に引き続き、このセミナーを企画した。導入事例を中 心に、参加者の皆さまの参考になるような説明をするので、要望があればパートナーとしてお声掛けを頂きたい」と述べた。マイクロ水力発電装置は、河川や水 路などの流水と小さな落差を利用して発電する小型水力発電機と電力安定供給装置で構成されており、非常用電源や省エネ・節電、環境学習への活用などを想 定。岐阜県では関市、美濃加茂市で農業用水を活用する形で導入され、七宗町でも設置が進んでいる。

紙面より転載 2014/08/01 4頁

2014/08/01

神奈川県 早戸川小水力発電 箇所再検討【建通新聞】

神奈川県企業庁は、相模川水系早戸川(相模原市緑区鳥屋)を対象に計画する「砂防えん提等を利用した小水力発電事業」について、実施箇所を再検討する。当初予定していた3カ所のうち、奥野砂防えん堤地点と蛙沢砂防えん堤地点については実施箇所が変わる可能性がある。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/140730400043.html

2014/08/01

稲生川小水力発電が売電開始/十和田【デイリー東北】

稲生川小水力発電が売電開始/十和田
十和田市の稲生川土地改良区(丸井裕理事長)が青森県の補助事業を活用し、同市三本木佐井幅に整備した小水力発電が31日、東北電力への売電を開始した。最大出力は182キロワットで、小水力発電としては県内最大。
施設は売電の収益により、改良区が管理する施設の維持・管理費や補修費を賄い、組合員らの負担軽減を図るため2013~14年度に整備した。工事費は県補助を含め約3億1500万円。メートル
発電設備は2系統で構成。稲生川の約7メートルの落差を生かし、1秒間に最大4立方メートルの流水を発電に使う。稼働は取水期間に合わせ5月1日~9月15日。年間発電量は495メガワット時で標準家庭113戸分に相当する。
原油量に換算するとドラム缶686本分に当たり、二酸化炭素の削減効果はスギ1万2千本(約170トン)を植樹した分に上るという。
31日は現地で運用開始の式典があり、関係者約60人が出席。神事に続き、丸井理事長が「先人から受け継がれた財産を有効に活用し、農家、組合員の負担軽 減を図りたい」とあいさつ。小山田久市長が「稲生川は十和田市発展の礎。施設の完成は大変うれしく、地域のイメージアップにつながる」と述べた。(西舘康 司)【写真説明】稲生川の落差を活用し発電を始めた2系統の設備=31日、十和田市三本木佐井幅

http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-28969396.html

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