過去に投稿された記事の一覧です。

2014/11/17

長野県、中小企業やNPOの再エネ発電ビジネス立上げに補助金 最大110万円【環境ビジネス】

長野県は、固定価格買取制度(FIT)を活用した自然エネルギーの事業化を支援するため、市町村や地域のNPO、中小企業等が行う太陽光・風力・小水力・地熱・バイオマス等を活用した発電事業に対して経費の一部を補助する事業の第3回公募を開始した。

補助対象者は、市町村、民間団体(長野県内に主たる事務所を有する民間事業者、NPO、地域協議会等)。


http://www.kankyo-business.jp/news/009175.php

2014/11/15

エコな仕組み いわき市のダムで小水力発電 (福島県)【日テレ】

治水用などに作られたダムに小水力発電所を作り、生み出した電気を売るなどして、ダムの管理費などを抑えるエコな取組が始まっている。
主に治水や工業用水に利用されている、いわき市川部町にある、県が管理する四時ダム。
きょう、ここで行われたのが、このダムに民間企業が小水力発電所を建設する起工式。
最大出力470キロワットで、年間の発電電力量は一般家庭760世帯分に相当する。
この電力は全て東北電力に売却され、そのお金でダムの管理事務所などの電気料金を支払い、これまで年間で200万円かかっていた電気代はゼロになる。
県がこのようにダムを有効活用するのは初めてで、国内では2番目となる。
施設ではさらに、電気代を抑えるため、施設の電灯をLED化するなど、省エネも進められる。
発電施設の完成は来年4月の予定。


www.news24.jp/nnn/news8657425.html

2014/11/15

横幅93センチの小水力発電機、エアコンの技術で最大22kWを発揮【スマート・ジャパン】

空調メーカーのダイキン工業が小型の小水力発電システムを開発した。エアコンのモーターやインバータなどの技術を応用して、水車と発電機をコンパクトな パッケージにまとめた。発電能力は最大で22kWを発揮する。小水力発電が盛んな富山県で実証実験を開始して商品化を目指す。 [石田雅也,スマートジャパン]

全国各地にある農業用水や上下水道を利用して、小水力発電に取り組む事例が急速に増えている。水路を流れる水のエネルギーは水車発電機を使って電 力に転換しやすい。ダイキン工業は環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の補助金を受けて、狭い水路でも設置できる小型の小水力発 電システムを開発した。

水車発電機とパワーコンディショナーを組み合わせたシステムで、水路に設置する水車発電機を小型のパッケージにまとめた点が特徴だ(図1)。水車 発電機はポンプを逆回転させて発電する「ポンプ逆転水車」を採用した。ダイキン工業が得意とするエアコン用のファンの流体解析技術を応用して発電効率を高 めた。発電能力は最大で22kWを発揮する。

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図1 水車発電機(左)とパワーコンディショナー(右)を組み合わせた小水力発電システム。出典:ダイキン工業

さらに発電機とコントローラを水車の上部に配置することで横幅を小さく抑えた。水車発電機全体の大きさは横幅93×奥行き55×高さ130センチ メートルである。管水路に直結する構造になっていて、上下水道の送水管や工場の排水管などに設置することができる。年間の発電量は最大で13万 5000kWh程度を見込める。一般家庭で38世帯分の電力使用量に相当する。

ダイキン工業は商品化に向けて、開発した小水力発電システムの実証実験を11月19日から富山県の南砺市(なんとし)で開始する。市内の「森清 (もりきよ)配水池」に小水力発電システムを設置して、2015年4月まで実証実験を続ける予定だ。設置場所の水流の落差や水量により、発電能力は最大で 15.3kWになる見込みである。

年間の発電量は9万8000kWhを想定している。発電した電力は全量を北陸電力に売電する。ダイキン工業は実験設備の発電能力を検証しながら商品化を進めていく。現時点で発売時期や価格帯は決まっていない。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1411/14/news022.html

2014/11/14

船上山発電所の運転開始式 12月本格運転【日本海新聞】

鳥取県琴浦町山川の船上山発電所の運転開始式が11日、現地で開かれた。船上山ダムの放流水を利用して発電する小水力発電所で、売電収入は同町と 北栄町の3カ所のダムの維持管理費の一部に使われ、地域活性化や再生可能エネルギーの有効活用につなげる。12月2日から本格運転を始める。

発電所の内部を視察する関係者=11日、琴浦町山川の船上山発電所

同発電所は、鳥取県が総事業費2億900万円をかけて建設し、琴浦町が運営する。最大出力は110キロワット、年間発電可能量は799メガワット時で約220世帯分に相当する。

開始式は同町が主催し、平井伸治知事や農林水産省、県議会などの関係者約70人が出席。同町の山下一郎町長が「琴浦町と北栄町の三つのダムは農業振興に役立っている。船上山の資源を生かして有機的な取り組みをする中で、地域の活力を創造したい」とあいさつした。

この後、平井知事ら関係者がスタートボタンを押して試験的に運転を始めた。

http://www.nnn.co.jp/news/141112/20141112004.html

2014/11/13

多気の「立梅用水は地域の宝」 利用者団体が記念誌【中日新聞】

立梅用水の歴史をまとめた記念誌=多気町朝柄で 写真</td>
多気町丹生から松阪市飯南町粥見に流れる「立梅用水」が国の登録記念物などに登録されたのを受け、利水者でつくる「水土里ネット立梅用水」が、用 水の歴史や概要をまとめた記念誌を発行した。北川薫理事長は「この一冊を読めば、立梅用水のすべてが分かる。これを機に地域の宝を知ってほしい」と一読を 呼び掛けている。
立梅用水は、江戸時代後期の一八二三(文政六)年に整備されたかんがい用水。全長は二十八キロあり、櫛田川を水源とする。
十月に用水路として全国で初めて国の登録記念物に選定された。国際かんがい排水委員会(ICID、本部インド・ニューデリー)も今秋、「かんがい 施設遺産」に選んだ。約百九十年にわたり地域が守ってきた歴史に加え、防火や教育、小水力発電など、多用な価値を生み出している点が評価された。
記念誌はA4判百四十一ページ。内容は三部に分かれる。
一部では、多気町教委が史資料を基にまとめた用水の歴史や現状を写真を添えて紹介した。
二部では、用水の歴史を小説風に著した「立梅用水史」(折戸清三郎さん著=同町丹生出身)を掲載した。小中学生にも楽しめるよう、漢字にふりがなを振ったほか、専門用語には注釈を加えた。
三部では、整備を企画した西村彦左衛門の一生に迫った「西村為秋傳(でん)」(大西源一さん著=同町弟国出身)を載せた。
計千二百部を刷り、利水者らに配った。希望者には三千円で販売する。
北川理事長は「この歴史的価値を地域振興にどうつなげばいいか、一緒に考えてほしい」とPRしている。(問)水土里ネット立梅用水=0598(49)4522
(吉野淳一)

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141111/CK2014111102000018.html

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