過去に投稿された記事の一覧です。

2015/08/20

県郡上農林 小水力発電施設基本計画策定へ【建通新聞】

2015/8/20 中部
 岐阜県郡上農林事務所は、「小水力発電施設整備事業長滝地区」の基本計画策定業務を興栄コンサルタント(岐阜市)で進めている。履行期間は2016年1月22日まで。
同事務所は、郡上市白鳥町長滝地内に小水力発電所の整備を計画。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/150820300013.html

2015/08/20

木曽三川利活用探る 流域27市町村長ら郡上市でサミット【岐阜新聞】

2015年08月20日09:31
 写真:木曽三川利活用探る 流域27市町村長ら郡上市でサミット
長良川の水環境の保全と利活用をテーマに意見を交わしたパネルディスカッション=岐阜県郡上市八幡町、市総合文化センター
 水環境の保全を考える「第5回木曽三川流域自治体サミットin郡上」が19日、岐阜県郡上市八幡町の市総合文化センターで、2日間の日程で始まった。岐阜、愛知、長野県の流域27市町村の首長ら約100人が環境保全、利活用の在り方などを考えた。
 流域自治体の連携による水環境保全を目的に、木曽三川上下流の40市町村で構成する「木曽三川流域自治体連携会議」(事務局・名古屋市)が開催。今回は「白山開山1300年記念」と銘打ち、次代へつなぐ持続可能な流域の創造を探った。
 開山1300年「命の源 白山の自然と文化」と題した長滝白山神社(郡上市白鳥町)の若宮多門宮司の基調講演に続き、「里川 長良川 水環境の保全と利活用」をテーマにパネルディスカッションを行った。
 郡上漁業協同組合の奥村義雄組合長、地元NPO法人の尾藤望さん、平野彰秀さんらが、広葉樹の植林活動、地域の伝統的水文化の継承、小水力発電など長良川上流域の地域での取り組みを紹介。
 日置敏明郡上市長が山づくりや下水道整備、農土の流入防止など上流域の自治体としての努力を説明。「水環境を守りながら観光などに生かしていきた い。地域の住民の取り組みも支援していきたい」と述べた。河村たかし名古屋市長が「長良川をはじめ情緒のある木曽三川を残したい。みんなで大事にしよう」 と締めくくった。
 20日は2コースに分かれ、郡上市八幡町、同市高鷲町・白鳥町の視察を行う。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150820/201508200931_25545.shtml

2015/08/20

山田堰井筋土地改良区 小水力発電所建設へ9月中旬入札【建通新聞】

2015/8/20 四国
【高知】山田堰井筋土地改良区(香美市土佐山田町神母ノ木428ノ2)は、土佐山田町楠目の山田分水工に小水力発電所を建設するため、土木と機械の製作・据付を一括し指名通知した。9月中旬に入札し施工者を決める。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/150820200030.html

2015/08/18

富山: 水の王国に小水力発電が広がる、地熱やバイオマスも導入開始【スマート・ジャパン】

富山県は3000メートル級の山々を水源にして豊富な水量に恵まれている。古くから稼働を続ける大規模な水力発電所に加えて、農業用水路などを活用した小 水力発電の取り組みが活発に進む。温泉の地熱を利用した植物工場や、地域の森林資源を生かしたバイオマス発電所も動き始めた。
[石田雅也,スマートジャパン]
富山県が2014年度に策定した再生可能エネルギービジョンには、6つの重点プロジェクトが盛り込まれている。その1番目が「水の王国とやま小水力発電導入促進プロジェクト」である。2021年度までの8年間で20カ所以上に小水力発電を導入することを目標に掲げた。

新しい小水力発電所の1つが2015年3月に運転を開始した「小摺戸(こすりど)発電所」である(図1)。富山県の東部を流れる黒部川から引き込 んだ長い用水路に建設した。取水口から発電所までは600メートル以上もあり、その間を地中に埋設した水圧管路でつないでいる。

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kosurido2.jpg 図1 「小摺戸発電所」の建屋(上)、小水力発電設備の全体(下)。出典:国土交通省

最大で毎秒8立方メートルの水を用水路から取り込み、6.3メートルある落差を生かして発電する。発電能力は370kW(キロワット)で、年間の 発電量は280万kWh(キロワット時)を見込んでいる。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して780世帯分に相当する電力を供給することが できる。

同じ用水路の上流には、1920年代に運転を開始した大規模な水力発電所が3カ所にある。「黒東(こくとう)第一・第二・第三発電所」で、いずれ も時期は不明ながら途中で廃止になり、1993年に北陸電力が再開発した。3カ所の発電能力を合計すると2万kWを超えて、年間の発電量は1億5000万 kWhにも達する。実に4万世帯分を上回る電力源になっている。

nanto2.jpg 図2 「ポンプ逆転水車」の外観。出典:ダイキン工業

こうして大小の水力発電所が効率的に電力を供給する中で、さらに小規模な水力発電の取り組みもある。空調メーカーのダイキン工業が環境省の事業の 一環で実施したもので、エアコンのインバーター技術などを応用した「ポンプ逆転水車」を利用する(図2)。通常は水圧の調整に使うポンプを逆回転させて発 電する仕組みだ。

横幅がわずか93センチメートルのコンパクトな設計になっていて、狭い場所にも設置できる。実証実験の場所は富山県の西部にある南砺市(なんと し)の「森清(もりきよ)配水池」の水道設備を利用した。水道管を流れる水の勢いでポンプ逆転水車を回転させて、水車の上部に搭載した発電機で電力を作る ことができる(図3)。

nanto1.jpg 図3 「森清配水池」に導入した小水力発電システム。出典:ダイキン工業

発電能力は15kWで、年間の発電量は10万kWhになる。一般家庭で27世帯分に相当する小さな規模だが、発電能力は最大で22kWまで高める ことが可能だ。ポンプには量産品を使うことができるため導入コストが安く済み、小水力発電で課題になる採算性の面でも有利である。同じシステムを使った実 証実験は福島県の相馬市でも2015年7月から始まっている。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1508/18/news023.html

2015/08/08

地域活性に小水力発電竣工式【OBS大分放送ニュース】

売電収入を地域活性化に役立てる小水力発電施設が完成しきょう、竹田市で竣工式が行われました。高齢化や過疎化が進む竹田市志土知地区に県内企業が開発した小水力発電施設が完成しきょうは、現地で竣工式が行われました。竹田市土地改良区宮ヶ瀬工区の農業用水路は水量が少なくても落差が30メートルあり17キロワットの発電が可能になりました。固定価格買い取り制度を利用して、九州電力に売電した収入を地元で古代から栽培している紫草を染色する工房の活動費用に充てる計画です。

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=08080031047&day=20150808

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