2015/10/16
「地方創生最前線 地域パワーで、まちづくり」と題した再生可能エネルギーフォーラム・土湯温泉2015は11月5、6の両日、福島市の福島テルサで開かれる。温泉熱を利用したバイナリー発電と砂防堰堤の落差を生かした小水力発電事業の発表や講演などを通し地方創生の実践を発信する。
東京を拠点にする経営支援NPOクラブが元気アップつちゆ、NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会と開く。
初日は午前10時半から全国の再生可能エネルギー事業と地域おこしの取り組みを紹介したパネル展と説明を行う。フォーラムは午後1時からで、第1部は小林香福島市長、元気アップつちゆの加藤勝一社長らが取り組みを説明する。第2部は全国の小水力発電事業の動向について全国小水力利用推進協議会の松尾寿裕理事らが紹介する。最終日は土湯温泉の発電所を視察する。
参加無料。希望者は23日までに氏名、住所、法人名、電話番号などを明記し、ホームページ http://www.ka-npo.com/tsuchiyu/ またはファクス 03(5577)6786で申し込む。
2015/10/12
2015.10.12 07:06
洲本市が龍谷大学(京都市)と連携して活性化を目指している洲本市竹原地区で11日、農業用水を利用した「小水力発電システム」で生まれた電力を使った音楽会が開かれた。シイタケの収穫体験も行われ、参加した約40人が「秋」を満喫した。
同市と龍谷大は市内4カ所で「域学連携事業」を展開。このうち、住民が4世帯8人まで減少した「限界集落」の竹原地区では、再生可能エネルギーの拠点化による地域再生を目指している。
その手始めとして今年2月、同地区内に設置されている農業用水路にパイプをつなぎ、その高低差を利用して水車を回転させる「小水力発電システム」を設置。生み出される電力120ワットを、街灯や防犯カメラなどに使っている。
この日は、同地区の観光農園で、「秋の竹原まつり」と題したイベントを開催。豊かな自然の中で行われた音楽会では、龍谷大の学生ら5つのグループや個人が ジャズ演奏などを披露した。同市の会社員、大小島藍さん(29)は「ホールなどと違って、自然の中で聞く音楽はとても良かった」と話していた。
小水力発電システムの電力を使って行われた音楽会=洲本市竹原地区
http://www.sankei.com/region/news/151012/rgn1510120016-n1.html
2015/10/11
小水力発電施設で生み出した電力を活用する音楽会が11日、兵庫県洲本市千草戊の観光農園「あわじ花山水」であった。再生可能エネルギーで千草竹 原集落の活性化を目指す取り組みの一環で、ジャズグループなど5組が演奏。島内外から訪れた約20人が、自然から生まれた音に聞き入った。
同市と大学による「域学連携事業」。4世帯8人のみが暮らす同集落は過疎に悩んでおり、龍谷大学(京都市)の協力を受け、今年3月から小水力発電施設の稼働を始めた。音楽会は2回目。
コンサートではマイクやキーボード、アンプの電源として、小水力発電の電力を使用した。出演した「龍谷大学ジャズ研究会」は、「セプテンバー」や「オーバー・ザ・レインボー」を披露。サックスなどの美しい音色が、のどかな山あいの集落に響き渡った。
同市の大小島藍さん(29)は「自然の中でのコンサートは気持ちが良かった。学生と地域の手づくりなのも素晴らしい」と話していた。この日は「秋の竹原まつり」としてシイタケの収穫体験もあった。(切貫滋巨)
2015/10/09
農業用水路に発電用水車を手作りし、地域に役立つ使い道を考える「高校生マイクロ水力発電アイディアコンテスト」の審査会が3日、兵庫県篠山市大芋地区で開かれた。地域住民ら約100人が実際に水車を見て回り、高校生たちがそれぞれの活用法を説明した。
同地区の小学校が本年度で閉校することから、新たな「地域の核」をつくろうと、同市地域おこし協力隊の瀬戸大喜さん(23)が小規模水力発電を提案。大芋活性化委員会とともに企画した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201510/0008454204.shtml
2015/10/09
2015/10/9 23:36 日本経済新聞 電子版
生活協同組合が電力事業を拡大する。関東信越の6生協でつくるコープネット事業連合(さいたま市)が小水力発電に参入し、太陽光発電を拡大する。大阪いずみ市民生活協同組合(堺市)やならコープ(奈良市)は太陽光の発電能力を増強する。2016年の電力小売自由化をにらみ、組合員への売電も検討する。
コープネットは長野県須坂市の米子川で小水力発電への参入も決めている。年度内にも発電を担う子会社を設立し、準備を進…