2016/06/23
2016年6月20日掲載
石徹白(いとしろ)で「生きる」を学ぶ「いとしろカレッジ」、1期生募集!!
「私たちが望む暮らしは、どんな暮らしだろうか?」
「私たちは、これから、どこでどんなふうに生きていくのだろうか?」
「自然を身近に感じながら、豊かな暮らしを送るためにはどうしていけばいいのだろうか?」
都市で暮らす日常の中で、そんなふとした疑問が出発点となり、私たちは、岐阜県郡上市・最奥の集落、石徹白(いとしろ)へ、移り住んできました。
そして、石徹白という地で日々、自然の恵みに根ざした生き方・暮らし方を、地域の方から学んでいます。
そんな移住者の私たちが企画し、案内人を務めさせていただく、いとしろカレッジ。
講座のテーマは、
【地元学/ 持続可能社会とローカリゼーション/ 石徹白民踊とわらべ唄/ 命をつなぐ川づくり/ アウトドアと生きる力/ 森林を生業にする/ 自然エネルギーと自治/ 受け継がれる伝統食/ 結の作業/ セルフデザイン/ これからの幸福論/ 自らの手でつくる未来】
その他、地元住民との交流会などを予定しています。
今の社会や世界のあり様も見つめながら、石徹白という地で古くから引き継がれた知恵や精神と現代の取組みを、地域内外の多彩な講師陣とともに「座学+フィードワーク」で体験しながら学びを深めていきます。
頭と体、心をバランスよく使い、自然・人・自分自身とのつながりを見つめ直す、全9回の連続講座。
石徹白に毎月通うことはなかなか大変なことのようにも思いますが、月に1度、日常とは違う土地で仲間たちと‘生きること’‘暮らすこと’‘自分自身’と向き合い、過ごす時間を重ねていくことは、あなたが探していた何かを見つけるきっかけになるかもしれません。
過去と今、未来をつなぐこの地(石徹白) で、自分たちの暮らしは自分たちでつくる「生きる力」をともに学び、望む未来への一歩を踏み出しませんか?
▼石徹白(いとしろ)ってどんなところ?
岐阜県郡上市にある石徹白地区は人口270人、標高700mの小さな集落。
白山信仰に根ざした深い歴史を持ち、自然とともにある暮らしが脈々と続いてきた一方、地域の小水力発電やアウトドアフィールドとしても注目を集め、石徹白の可能性に魅せられた移住者たちが集まってきています。
「いとしろカレッジ」
【日時】
2016年7月~2017年3月 月1回2日間の全9回連続講座
第1回:7月30日(土)、31日(日)
第2回:8月27日(土)、28日(日)
第3回:9月24日(土)、25日(日)
第4回:10月29日(土)、30日(日)
第5回:11月19日(土)、20日(日)
第6回:12月10日(土)、11日(日)
第7回:1月14日(土)、15日(日)
第8回:2月11日(土)、12日(日)
第9回:3月4日(土)、5日(日)
1日目13:00開始 2日目16:00終了
東京・関西からもご参加可能です!
【会場】
岐阜県郡上市白鳥町石徹白地区
【参加料】
50,000円(全9回)
【申込み先】
講座の詳細やお申し込みはこちらから!
http://itoshirocollege.com
2016/06/22
2016年6月22日掲載
愛知県西三河農林水産事務所は、農業用水を利用して西尾地区で初となる小水力発電施設の整備を計画している。2017年度から2カ年での整備を見込んでおり、設計を三祐コンサルタンツ(名古屋市東区)に委託した。
(全文は、転載元より有料会員登録のうえ閲覧できます)
2016/06/21
2016年6月21日
住民主体の太陽光発電や小水力発電の取り組みをテーマとした兵庫県のセミナーが7月4日午後1時15分から県庁で開かれる。県内の先行事例の発表のほか、再生可能エネルギーに関係する団体が交流・情報交換できる場も設けられる。
県は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して発電設備を導入する地域団体への無利子融資事業と、小水力発電の事業化に必要な調査・概略設計費に対する補助事業を希望する団体を同月29日まで募集している。
セミナーでは、地域主導の太陽光発電導入に関わる企業や小水力発電事業のコンサルタントの発表がある。事業導入における地域課題などについての個別相談会も催される。
定員30人で参加費無料。所定の用紙で6月28日までに申し込む。県温暖化対策課TEL078・362・3273
(辻本一好)
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201606/0009208140.shtml
2016/06/21
2016年6月21日掲載
福岡工業大学(福岡市)は農業用水路などで落差がなく、流れが緩やかな水路にも設置できる小水力発電装置「フラッター水力発電装置」を開発した。災害時の非常用電源や電動農機具の夜間充電など農村部での活用が期待できる。2本の翼が水中で左右に往復運動しながら発電する仕組み。水路の形を変える大規模工事は必要なく、既存の水路で簡単に設置できるため、初期費用が抑えられるメリットがある。
地方では、農業用水路を使った小水力発電の設置ニーズは高い。だが、高速でプロペラを回す速い水流が欠かせず、水車の設置には滝のような落差が必要になる。土木工事や高額な発電機本体の費用負担が、普及の課題となっているという。
今回開発した「フラッター水力発電装置」は、水中に沈めた翼が流れに対して左右に往復運動する仕組みで、落差がない水路でも毎秒1メートルの低流速から発電できる。福岡市の(株)技術開発コンサルタントと産学連携で取り組む。
同大学工学部知能機械工学科の阿比留久徳教授によると、落差1メートルの水路で1キロワット発電できる一般の水車でも、毎秒1メートルの流速では発電は10ワットしかできない。一方、同装置では30ワットの発電が可能。もし毎秒4メートルの流速があれば2キロワット発電できるという。装置にはプロペラのような高速回転部がないため、ごみの付着やカエルや魚など水中生物を巻き込まずに済む利点もある。
2016年1月から、熊本県南阿蘇村で実用化に向けた効果を検証中だ。幅1.5メートル、水深約50センチの農業水路に設置し、20〜50ワットを発電、発光ダイオード(LED)の外灯3本に送電している。4月の熊本地震でも装置は壊れず、今も小学生の通学路を照らしている。
設置水路を貸す南阿蘇村の久木野村土地改良区は「管内の農業水路を有効活用できればいい」と関心を高める。村と連携し、発電装置が止まらないように水路のごみ撤去に協力する。村企画観光課の今村一行主幹は「携帯電話の充電など災害用の非常電源としても利用できる」と期待する。
今後はバッテリーへの充電と放電の組み合わせを最適に制御して、ためた電力を有効的に利用する研究も進める。複数台を連結させればより多くの電力の確保できるとする。阿比留教授は「夜間の農機具充電やハウスの照明など農業分野での活用を目指し改良を重ね、事業化していく」と強調する。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=37979
2016/06/21
2016年6月21日
佐那河内村が同村上に初めて整備した小水力発電施設が、順調に稼働している。市町村単独での整備は県内で初めて。売電益は集落排水施設の維持管理費に充てる。
鉄骨平屋45平方メートルの建屋に発電用の水車(高さ1・5メートル、縦横各1メートル)と電気設備を備える。県いきものふれあいの里キャンプ場近くにある農業用水の調整池から長さ450メートルの導水管を引き、落差130メートルの水流を利用して水車を回す。水車を通った水は農業用水路に流れる。
村は、再生可能エネルギーへの関心の高まりや固定価格買い取り制度の導入を受け、小水力発電を検討。2014年に着工し、15年9月に完成した。事業費は7600万円。地域用水環境整備事業として国から半額補助を受けた。
15年10月の本格稼働から今年5月末までの平均出力は35キロワットと、目標としていた28キロワットを上回っており、発電量は約20万キロワット時に上る。売電益は集落排水施設の維持管理費に充てており、年1千万円を超えそうだ。
県環境首都課によると、県が整備した同様の施設が阿南、美馬両市と上勝町の計3カ所にあるが、市町村による整備はなかった。村は2号機の建設計画も進めていて、16年度当初予算に基本設計費500万円を計上している。
村産業環境課の佐河敦主幹は「機械の状態、発電量も良好。自然のエネルギーを生かした発電を進めていきたい」と話している。
【写真説明】【写真上】小水力発電施設の中にある発電用水車【写真下】佐那河内村が整備した小水力発電施設=いずれも同村上
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/06/2016_14664719653095.html