2016/10/12
2016年10月12日掲載
豊田市羽布町の羽布ダムに建設していた県営小水力発電所の起動式が10日行われ、関係者約120人が出席して県内最大規模の小水力発電施設の完成を祝った。
小水力発電所は、農業用水としてためたダム(三河湖)の放流を利用して最大出力854キロ・ワットの電力をつくり出す。年間総発電量は、一般家庭約900世帯の年間消費量に相当する約3200メガ・ワット時となる。事業費は9億8700万円。
施設を見学した大村秀章知事は「身近な資源を有効活用できるようになった。ダム湖周辺の観光にも弾みをつけていきたい」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20161012-OYTNT50000.html