2015/01/27
南砺市で、新たに小水力発電所が完成し、27日から運用を開始しました。
運用を開始したのは南砺市の高瀬(たかせ)発電所で、庄川流域の農家などでつくる土地改良区連合が、おととし11月から総事業費2億円をかけて整備したものです。
発電所は、農業用水の水圧を利用し、タービンを回転させる仕組みで、年間の発電量は、一般家庭280世帯分の使用量に相当する118万キロワットアワーです。
土地改良区連合では発生した電力をいったん売電(ばいでん)し、得た売り上げを流域の農業施設の電気料金の支払いに充てる計画です。
土地改良区連合インタ「庄川は県内でも急流河川でありますし、落差を持っている水路が多いということで、3箇所目の発電所の運用を開始したと」県内の河川は、水量や落差が大きく、水力発電に適しているとされ、県は2021年度までに、小水力発電所を現在の25か所から45か所にまで増やす計画です。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20150127163702