2014/12/20
鈴木基顕 2014年12月20日03時00分
坂城町の坂城中学校3年3組の生徒が19日、総合的な学習の時間の一環として、山沿いにある新幹線横穴トンネルで小水力発電に挑戦した。手づくりの発電機を設置し、1基当たり約2~3ボルトの発電に成功、無事にLED電球がともった。
3組(35人)の生徒らは6班に分かれ、新幹線五里ケ峯(みね)トンネルの下の工事などで使用された横穴トンネルに入り、地下水が流れる側溝に発電機を設置した。
発電機は、ライトを点灯させる装置「ハブダイナモ」が付いた自転車の車輪を使った。廃品業者や自転車店から使用済みの自転車を譲り受け、取り外した車輪 に、班ごとに雨どいやペットボトルなどを切って水流を受ける羽根を取り付けた。側溝に車輪を固定し、回り始めると、LEDが点灯し、生徒から「すごい」な どと声があがった。
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/construction/20141222_01.html