2018/10/12
2018年10月12日掲載
太陽光発電施設など再生可能エネルギー事業に取り組む会津電力(喜多方市)は、新たに小水力発電事業に乗り出す。同社で初となる水力発電所「戸ノ口堰小水力発電所」が会津若松市滝沢地区に完成し、17日に完成式が行われる。
小水力発電は、一定の水量と落差があれば安定して発電できるのが特徴。同発電所は19・5メートルの落差を利用し発電。最大出力は31.4キロワット、年間予想発電量は16万3500キロワット時。売電先は東北電力で、12月以降に運転開始の予定。総事業費は6700万円。佐藤弥右衛門社長は「地域の豊かな水資源を活用するための第一歩。(太陽光発電に加え)風力発電やバイオマス発電にも意欲的に取り組んでいきたい」と話している。