2014/07/28
再生可能エネルギーの一つとして注目を集める小水力発電を地域おこしにつなげる取り組みが、奈良市阪原町で始まっている。町内を流れる一級河川・白砂川の 農業用水路を利用し、水車を使った発電システムを構築する地産地消のエネルギー政策。電気を売って得た収益で、水路改修や有害獣対策など、地域の課題に取 り組み、高齢化にあえぐ地域農業を支える仕組みづくりを目指す。チャレンジは始まったばかりだ。
阪原町は奈良市東部の中山間地にある農業集落。小水力発電は、白砂川のせきによってつくり出された川の段差を利用、農業用水路に発電機を設置する計画で、現在準備が進められている…