2014/07/24
日本政策金融公庫富山支店は、魚津市土地改良区(北田徳安理事長)に対し、小水力発電設備導入のための農業基盤整備資金を融資した。2012年7月の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度施行後で、小水力発電施設に対する同資金の融資は北陸3県で初めて。
小水力発電装置は同市黒谷地区の片貝川上流に建設する計画で、出力は410キロワットを見込む。16年の稼働を予定し、全量を北陸電力に売電する。融資額は非公表。
同土地改良区は地域の農地整備や農業用水路の維持管理事業などを担っている。維持費などを組合員からの賦課金で賄っているが、組合員が減少し運営環境は厳しい。このため、売電収入を用水路などの維持管理費に充てる。
http://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-28878568.html