2016/09/15
2016年9月15日掲載
国際エネルギー機関(IEA)は14日、2015年の世界のエネルギー関連投資額が前年比で8%減少し、約1兆8000億ドル(約184兆円)だったと発表した。原油や天然ガスの価格下落に伴い、こうした分野が落ち込んだ。
このうちエネルギーの効率利用に向けた支出を除いた投資額は約1兆6000億ドル。原油安に伴い、米国ではシェールオイル関連が減少。米国の投資額は2810億ドルとなり、中国の3150億ドルを下回った。日本の投資額は430億ドル。原子力への投資は米国や欧州と同じく「ゼロ」だった。
一方、再生可能エネルギーの投資は風力や太陽光、水力による発電を中心に伸び、世界の投資額は2880億ドルに達した。国別では中国(900億ドル)、米国(390億ドル)、日本(300億ドル)が多かった。【共同】
http://mainichi.jp/articles/20160915/ddm/008/020/040000c
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