2016/07/22
2016年7月22日
県企業局は20日、県が経営する公営企業の2015年度決算を発表した。電気、温泉、地域振興の3事業ともに黒字を計上した。3事業とも黒字になるのは2年連続。
13年度まで7年連続赤字だったレジャー施設「清里丘の公園」(北杜市)を管理運営する地域振興事業は、施設の減価償却費が減るなどして626万円(前年度比26万円減)の黒字だった。
水力、小水力発電による電気事業は、23発電所で5億2158万キロワット時を東京電力に販売し、6億7655万円(同7040万円減)の黒字を計上。また温泉事業では、旅館やホテル、個人への給湯による収入で3283万円(同769万円増)の黒字だった。【田中理知】