2015/02/04
明電舎の2014年4―12月期連結決算は海外で鉄道用設備や電力関連設備の事業が伸長し、売上高は前年同期比8・8%増の1224億円となった。同社は年度末に収益が集中する傾向が強いが、原価低減活動を強化するなどして各損益の赤字幅も前年同期から縮小した。
主力の社会システム部門では、発電・変電・電力変換装置の新製品を投入。また小水力発電向けパワーコンディショナーの拡販にも取り組んだ。さらに排水再利用など水・環境関連設備の事業も強化し、同部門の売上高は同8・9%増の714億円となった。動力計測など産業システム部門も伸長し、同14・6%増の333億円となった。
15年3月期業績予想は前回から据え置いた。
http://www.asahi.com/tech_science/nikkanko/Cnikkanko20150202009.html