2014/12/20
東芝プラントシステムは年初来高値1920円からのスピード調整が一巡、切り返しのタイミングに入った。
政府が事業用太陽光発電に偏る再生可能エネルギーのバランス是正に動くなか、小水力向けユニット型発電装置への引き合い拡大が期待される。落差2メート ルから発電が可能で、1~200キロワットを4種類の標準水車でカバー、標準ユニットを組み合わせることで中落差から大流量にも適用でき、中小河川や用水 路などへ採用が有望だ。
今15年3月期は連結営業利益175億円(前期比7.5%増)と太陽光発電設備の受注鈍化を織り込み、業績も堅調に推移。19日現在の信用倍率0.35倍の好需給も株価を押し上げていく。