2013/12/21
産業機械製造の北陸精機(魚津市)は、農業用水などを利用した高出力型水力発電装置 の開発に乗り出した。水の流れを工夫して効率的に水車を回す「クロスフロー型」で、今 年度中の完成を目指す。 落差5メートル以上の導管を経た水が、水車の外周と内部を通ることで、強い回転力を 与えて発電させる。出力は50~300キロワットを想定している。同社によると、同型 の発電装置を製造しているのは、日本で数社しかない。
同社は2010年に出力50キロワット以下の小型水力発電装置を発売している。らせ ん状の水車を使った設備で、これまで全国で15機ほどを納入してきた。現在ミャンマー の農村で設置できないか調査しており、新型のクロスフロー型とともに海外への売り込み 強化を図る。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20131221304.htm
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