過去に投稿された記事の一覧です。

2013/08/09

社会 : 発電事業化へ調査研究 飯島町自然エネ推進協が発足【長野日報:2013/08/05】

 飯島町自然エネルギー推進協議会の設立総会が3日夜、町文化館で開かれた。小水力や太陽光などの普及を目指し、町民有志約50人が出席。

 会長に浜田稔さん=本郷第一=を選び、将来的には町内で発電を事業化することを目指して調査研究などをする今年度事業を決めた。  昨年から町が開いてきた自然エネルギーについての講演会などに参加して関心の高い住民が声を掛け合い、設立の準備を進めてきた。事務局は町が務める。

 協議会は、地域循環型・地産地消型の再生可能なエネルギーを普及啓発し、持続可能な地域をつくることが目的。既存の大企業による事業ではなく、地域住民が主体となって進めていく。発電が事業化できれば、観光資源にもなり、交流人口が広がるなど、多方面で地域振興につながることを期待している。

 浜田会長は「何年か後に、今日のこの集まりが、まちづくりに自然エネルギーを加える第一歩だったと振り返ることができる取り組みにしたい」と述べた。総会後には天竜川上流河川事務所の中谷洋明所長の講演もあった。

転載元 http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=29132

2013/08/09

千代でマイクロ水力発電の点灯式開く【南信州新聞:2013/08/06】

千代でマイクロ水力発電の点灯式開く 昨年9月から実証実験を行っている飯田市のマイクロ水力発電の点灯式が4日、同市千代の野池親水公園であった。市や地元、協力した飯田精密機械工業会の関係者ら30人が出席。牧野光朗市長がスイッチを入れると電球がともり、歓声が上がった。

 山間地の河川に着目した市が、2009年から適地を調査。140カ所について落差や流量、流速、発電出力、河川構造などについて調べ、適地だった同公園内で実証実験を行っていた。

 公園近くを流れる倉畑沢の取水口から300メートルほどの既設ビニールパイプで水を運び、同工業会の協力で設置した発電機に接続。約1・2メートルの落差で水車を回し、1日に13―15キロワット時を発電する。

 電気は簡易電線で公園内の炊事場に導き、電球とLED照明をともす。

 式典で牧野市長は「実験を成功させ、新たな可能性を広げ、エネルギーの地産地消を飯田から全国に情報発信できれば」とあいさつ。地元代表の大平宏愛林農業組合代表は「市内第1号として役立ってほしい」と期待を込めた。

 協力した同工業会の野沢稔弘会長は十数回にわたった実験やミーティングを振り返って喜びを表現。「未来の社会を構築する礎になれば」と話していた。

 市内各地への設置や緊急時の使用などを想定しながら、今後は安定した発電量の確保や低コスト化、近くのトイレへの電気供給などについても実験、検証する。

転載元 http://minamishinshu.jp/news/society/%E5%8D%83%E4%BB%A3%E3%81%A7%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AE%E7%82%B9%E7%81%AF%E5%BC%8F%E9%96%8B%E3%81%8F.html

2013/08/09

水車型の小水力発電、松川町が初導入【世界の水事情:2013/08/07】

2012年7月26日、長野県下伊那郡松川町が、国内初となる水車型の小水力発電を導入した。 

長野県松川町フェイスブック

松川町ほたるの里水車型水力発電所」と名付けられた水車の通電式が26日、松川町営温泉宿泊施設「清流苑」の入り口で行われた。発電所の名前を冠しているとおり、70センチほどの落差の水流を利用して、最大0.3kwを発電し、清流苑の看板や水車のライトアップ、近隣の街灯などに配電される。

水車は直径2mほど、幅40cmの鉄製だ。一級河川の天竜川水系の松川から引いた名子井水が流れ落ち、水車が回ることで発電する。1回転につき、発電機は23回転する構造だという。

松川町は2011年の中頃から、水に恵まれ、傾斜のある地域の地形を利用して、環境に優しい自然エネルギーの推進を図る計画を進めていた。今回の水力発電所は、今年3月におりた国交省中部地方整備局からの許可のもと、約300万円かけて、2年間で開発および設置された。

発電所としての機能性に加え、水しぶきを上げて回る水車は街の景観の演出にもなる。小規模ながら、新エネルギーに取り組むきっかけとして、刺激になればと期待されている。

転載元 http://water-news.info/4715.html

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