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2015/10/19

水中の「烏帽子岩」ひょっこり 水位下げた高遠ダム 【信濃毎日新聞】

高遠ダムのダム湖に姿を現した烏帽子岩

長野県伊那市高遠町の高遠ダムのダム湖上に18日、普段は水中にあって見られない「烏帽子(えぼし)岩」が現れた。ダムの放流水を使う小水力発電所の建 設を前に、調査で水位を下げたため。高さ10メートルほどという岩のうち8メートルほどが姿を見せ、湖底や木々も露出した。
県企業局南信発電管理事務所(伊那市)によると、下流への放流量を普段の12倍に増やすなどして17日から水位を下げた。ほかにダムの点検などで水位を低下させることがあるという。
池上邦雄所長(58)は烏帽子岩を初めて見たと言い、「思ったより小さい」。ダムは1958(昭和33)年完成で、「ダムができる前を知る地元の高齢者には愛着のある岩ではないか」と話していた。ダムは18日夕、再び水をため始めた。

http://www.shinmai.co.jp/news/20151019/KT151018GVI090003000.php

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