2013/10/25
一般社団法人新エネルギー導入促進協議会(NEPC)は、福島県内において、太陽光発電または水力発電を導入する事業と併せて、学習施設等を併設し市民への啓蒙活動を行う事業を行う11事業に対して、補助金を交付する。
NEPCは平成25年度福島県市民交流型再生可能エネルギー導入促進事業費補助金(福島県市民交流型再生可能エネルギー導入促進事業)の公募を行い、その補助金交付先を決定した。
補助交付が決定したのは、太陽光発電の導入事業が9件。
2013/10/18
全国小水力利用推進協議会理事の松尾寿裕氏を講師にお迎えし、「小水力発電適地発見のための予備知識」とのタイトルで、小水力発電の基本的な知識を 始め、農業用水を活用する様々なケース、小水力発電における事業主体、資金に関する全国的な事例等について分かりやすくお話しいただきました。
セミナー後の部会では、視察先の候補地や時期、事業化に向けた具体的な検討等を行いました。
部会の後、松尾氏と現地勉強会を開催しました。実際に南会津町内の用水路の視察を行い、管で引っ張って落差を作れば、5kw程度の発電量になるので はないかと、松尾氏の話がありました。誰が主体となるのか、その電気をどう使うのか、事業主体や資金調達等について様々なアイデア、意見が交わされ、有意 義な勉強会となりました。
自然条件や資金面などを考慮しながら、地域に合ったエネルギーを生み出し、そのエネルギーを地域で消費するような、また地域の利益につなげていける ような取組を目指して、小水力発電部会では、今後も有望地点の調査を実施し、南会津郡内における事業可能性について調査・検討を行っていきます。
南会津地域再生可能エネルギー推進協議会ホームページ
2013/09/10
福島市の中川水力が長坂地区に建設する猪苗代小水力発電の安全祈願祭は4月24日、現地で行われ、関係者が工事の無事を祈りました。
祈願祭には約30人が出席。信じで中川和彦工場長、阿部清美土地改良区理事長と施工業者らが鍬入れを行ない、玉串をささげました。
本町で初となるこの小水力発電には、町土地改良区が管理する土田下堰用水路を活用。取水口から発電所まで1.9kmの導水路を整備し、43.7mの落差を利用して2台の水車を運転します。最大出力は990kWで、同社によると、一般家庭千軒分の電力を賄えるとのことです。発生した電力は、すべて電力会社に売電されます。