過去に投稿された記事の一覧です。

2014/02/13

再生可能エネルギーで小水力を2倍 太陽光を3倍に【チューリップテレビ】

 再生可能エネルギーへの取り組みとして県は、7年後をめどに小水力発電所の数を現在の2倍に、また、太陽光発電の設備の容量を現在の3倍以上を目標に推進する方針です。

 これは、13日開かれた県の再生可能エネルギーのビジョンを検討する会議で示されたものです。

 県が導入、活用を推進するのは小水力発電と太陽光エネルギー、地熱資源、バイオマスエネルギーの4つです。

 具体的には県の総合計画の期間である7年後をめどに小水力発電所を現状のおよそ2倍の45か所以上、太陽光エネルギーは発電設備の容量を現状の3倍の14万キロワット以上、また、県内初の地熱発電所の建設を目標に掲げています。

 13日の会議では目標の達成には民間導入を資金的に支援する制度が必要ではないかとの意見が出されました。

 会議では、このあとパブリックコメントを実施し今年度中に案をまとめる予定です。

2013/11/15

県再生エネ戦略会議 小水力、地熱促進へ【読売新聞:2013/11/12】

 再生可能エネルギーの導入促進などに向けた構想を策定する「県再生可能エネルギー戦略会議」の第2回会合が12日、県庁で開かれた。小水力、太陽光、地熱発電の導入促進や省エネ推進など、県が目指す2021年度までの「再生可能エネルギービジョン(仮称)」の骨子案が示された。

 同会議は昨年10月に第1回会合を開いたが、政権交代により国がエネルギー政策を見直すことになったため、約1年休止。国の新しいエネルギー基本計画が年内にも策定される見込みとなったことから再開した。

 骨子案では、〈1〉再生可能エネルギーの導入促進によるエネルギーの多様化〈2〉省エネなどエネルギーの効率的な活用の推進〈3〉エネルギー関連技術の研究開発や産業振興――を取り組みの基本方向の柱に掲げる。

 県内では急流河川が多いことなどから水力発電が発電電力量の約6割を占め、農業用水などを活用した小水力発電所も今年9月現在で23か所整備されている。東部山岳地域には豊富な地熱資源もある。骨子案ではこうした地域特性を生かし、小水力や地熱発電の導入促進、省エネ推進など五つの重点プロジェクトを打ち出した。国の基本計画が年内に策定されれば、県は来年1月頃に第3回会合を開き、数値目標などを含む具体的なビジョンを提示する予定。来春までの策定を目指している。
(2013年11月13日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20131112-OYT8T01501.htm

2013/10/31

小水力発電:開発盛ん たらい型や3連水車型など 県の特性、豊富な資源に注目 /富山【毎日新聞:2013/10/29】

 再生可能エネルギーの一つとして注目を集めている「小水力発電」の技術開発が県内で盛んだ。教育機関や民間企業の他、産学連携での研究も行われており、たらい型や3連水車型などさまざまなタイプの発電機が生み出されている。原発の再稼働が困難な中、再生可能エネルギーへの期待感が増していることに加え、水資源の豊富な県の地理的特性も後押ししている。【大森治幸】

 自然エネルギーのコンサルタント会社「LENS」(黒部市)や川端鉄工(同市)が開発したのは、たらい型水車の発電機。たらいの中の水車が水の流れを受けて横に回るので、低い落差でも発電量を確保できるのが特徴という。たらいの直径は1メートルから5メートル以上まで。来年4月から販売予定で、同社の斉藤栄子プロジェクト・マネージャーは「すでに企業からの受注を受けている」と期待を込めている。

 また、国立富山高専は、直径1メートルの小型水車を縦に3個重ねた「垂直連水車」を開発した。アピールポイントは大きな水車一つよりも設置スペースが少なくて済む点。今後、富山市や企業の補助金を得て、さらに実験を進める予定で、高専の技術専門職員、上堀博之さん(43)は「コンパクトなので、どのような水路に取り付けるかといった条件が整えば、実用化の道はある」と前向きだ。

 一方、小水力発電では、水路を流れてきて発電機を詰まらせる枯れ葉や枝などのごみをどう処理するかが課題と言われている。県土地改良事業団体連合会、構造物設計製作会社「エステック」(富山市)、県立大などは、この課題を解消した水車を産学連携で共同開発した。「ごみを取り除くのに人件費をかけられない。メンテナンスに費用がかからないことを大前提にした」、同社の漆嵜康信さん(40)。ごみが絡みにくいように、水車の羽のカーブを計算したり、水車の側面を開放する構造にした。

 この他、羽をスクリュー状に設計した水車(北陸精機、魚津市)など、さまざまな開発や研究が進んでいる。小水力発電の研究が盛んな理由について、ある企業の担当者は「太陽光や風力と違って、水は絶えず24時間水路を流れているため、安定的に電気を作れて採算の計算もしやすい」と話している。

 また、県も農業用水を利用した小水力発電所の数を2012年度末の14カ所から4年で倍増させる計画を打ち出すなど、小水力発電に対する注目は今後も続きそうだ。

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20131030ddlk16020624000c.html

2013/10/18

富山県内の小水力発電施設を視察【BBTスーパーニュース:2013/10/17】

農業用水を利用した小水力発電を推進しようと、16日から富山市で開かれている全国フォーラムの参加者が、先進県として注目されている県内の小水力発電施設を視察した。
視察したのは、全国で小水力発電に携わる土地改良区の関係者などおよそ200人で、砺波市の庄川合口発電所を訪れた。
一行は、発電所の担当者から発電した電力すべてを北陸電力に売り周辺農家の農業用水管理費用の負担軽減など、地域の活性化にも繋がっている事などの説明を受け、熱心に耳を傾けていた。
県内の小水力発電施設は、現在23箇所と全国トップクラスを誇っていて、県は平成28年度までに30ヶ所程度に増やすなど、今後も豊富な農業用水を活かした小水力発電の普及促進に務めたいとしている。

http://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=c47224ab9a9f28a262777867932c486f

2013/08/27

庄発電所、注目度アップ 砺波、視察・見学相次ぐ【北日本新聞:2013/08/24】

環境に優しい再生可能エネルギーに関心が高まる中、小水力発電の仕組みについての展示施設を備える県営小水力発電所「庄発電所」(砺波市庄川町庄)に見学や視察が相次いでいる。24日は同発電所を運営する県企業局がワークショップを行い、児童が小 

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