発電所が生まれた背景

京都府では、平成9年に京都で開催された「地球温暖化防止京都会議」において京都議定書が採択されたことを契機に、環境先進自治体を目指した取り組みを進めています。
京都府営水道においても、地球温暖化防止に貢献するため、浄水場やポンプ場に太陽光発電設備や小水力発電設備の設置等の環境負荷低減への取り組みを行っています。
その一環として宇治浄水場の導水ポンプ施設の配管に水力発電施設を設置されました。久御山広域ポンプ場水力発電所は、乙訓浄水場から同ポンプ場へ流入する際に発生する余剰落差を利用し発電しています。宇治水力発電所は、宇治浄水場取水口(天ヶ瀬ダム)から浄水場へ流入する際に発生する余剰落差を、利用して発電しています。

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スペック

久御山広域ポンプ場水力発電所

発電所名 久御山広域ポンプ場水力発電所
河川・用水名
発電出力 31kW
有効落差 49.37m
使用水量 0.15m3/s
水車型式 ポンプ逆転水車
発電機 永久磁石式同期発電機
発電開始年月 2010年4月

宇治水力発電所

発電所名 宇治水力発電所
河川・用水名
発電出力 43.83kW
有効落差 7.1m
使用水量 0.90m3/s
水車型式 横軸プロペラ水車
発電機 三相誘導発電機
発電開始年月 2010年5月

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