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2016/04/17

ライトアップ 桃色LEDでエコPR 小水力発電の電気利用 福知山 /京都【毎日新聞】

2016年4月17日掲載
 福知山市が府立工業高校の生徒に依頼して同市大江町佛性寺に設けた小水力発電設備の電気で15日、周辺の電飾やライトアップを始めた。再生可能エネルギーを活用した自然との共生をアピールする。
 設備は、二瀬川から導く農業用水で水車を回し、毎秒40リットルの流量で0.5キロワットの発電能力を持つ。再生可能エネルギー活用の実証実験として、同校機械プランニング科の生徒が2013年11月に完成させた。その後、動力の伝達方法を変更するなど、電気を安定供給させるための改良を重ねてきた。
 電飾は800球のLEDを使い、水車小屋や川辺の桜と橋脚を桃色にライトアップ。農業水利などで発電量の少ない時期を除き、毎日午後5〜10時に青や桃色に照らす。
 福知山市内には豊富な水源があるといい、市環境政策室は「同様の設備の普及や応用の幅が広がることを期待したい」と話している。【佐藤孝治】

〔丹波・丹後版〕

http://mainichi.jp/articles/20160417/ddl/k26/040/335000c

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