2015/05/15
2015/05/15 14:39 現在
チェコ共和国製の水車を使用した小水力発電所が砺波市に完成し、15日、チェコの駐日大使も出席して運用開始を祝いました。
15日の式典には、県や砺波市、建設に携わった企業の関係者と、発電所の水車を製造したチェコのトマーシュ・ドゥプ駐日大使などが出席しました。
砺波市庄川町庄地区にできた小水力発電所は、国と県、そして庄川沿岸用水土地改良区連合が、総事業費7億9500万円をかけて作りました。
近くを流れる中野放水路の水を取り込み、地下にある水車を回して発電します。
年間の発電量はおよそ200万キロワットアワーで490世帯分の電力に相当し、北陸電力に販売します。
ドゥプ大使は、「日本の再生エネルギー事業に、チェコの技術が貢献できることをうれしく思う」と述べました。